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勝五郎の読書雑記

図解&入門 大人のための日本地理

浅井建爾 (著)
★★★☆☆
●各都道府県のデータを入れた「日本地図」が売れたり、県民性をテーマにしたTV番組が作られるなど、日本の地理に関する関心度は決して低くないように思われる。しかし、書店の棚の狭さでわかるように、地理全般に関する本は、専門書や地誌を除くと非常に少ない。また、高校で教える地理も、なぜか日本より世界のほうが多く、身近な国内の様子については常識的なことも十分に教えていない。
●本書は、地理の面白さを伝えるべく、国土・気候・自然・都市などの分野ごとに、1項目を、基本的な地理用語、プラス面白くて意外なエピソードや豆知識という構成でまとめる。豊富な地図や様々な分野からの資料を掲載した図解つき。
●これまでの「雑学の羅列」といった要素を改めて体系的に組み直し、日本人の大人として恥ずかしくない、そしてちょっぴり自慢できる日本地理のすべてが、あっという間に頭に入る。

東北地方6県の最西端が秋田県の男鹿半島でなく、山形県の西端でもなく、福島県の西の端であると書いていて驚いた。
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by furomikan | 2015-08-01 23:59 | 読書雑記