ホテルローヤル
★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者も複雑な事情を抱え…。
最低の小説、樋口毅宏氏の「民宿雪国」を思わせるタイトルだったが、こちらはすごく面白かった。
同じ一つのホテルローヤルが色々な時代でいろいろな人と関わりながら7つの短編の中に登場する。
最後から二番目の「星を見ていた」が特に面白かったな。