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勝五郎の読書雑記

クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑

水口博也 (著)
★★★☆☆
内容紹介
海洋生物のジャーナリストとして著名な水口博也氏が、ライフワークとするクジラとイルカを自らの写真を網羅し、リアルな観測記録も加え図鑑形式で見せる。氏の写真は個体写真だけでなく、芸術性をも兼ね備えており、見ているだけでも魅了される。未公開の不思議な生態写真は秀逸である。

ハクジラの中でだいたい4メートルよりも小さいのがイルカ、大きいのがクジラというらしい。
この本によると次のように分類されている。

クジラ目 ヒゲクジラ亜目(小魚やプランクトンの群れを飲み込み、ヒゲ板で濾しとって食べる)
  ┏ ナガスクジラ科
  ┣ コククジラ科
  ┣ セミクジラ科
  ┗ コセミクジラ科

クジラ目 ハクジラ亜目(円錐の歯があり、魚やイカ、他の海生哺乳類を捕獲して食べる)
  ┏ マッコウクジラ科
  ┣ コマッコウ科
  ┣ アカボウクジラ科
  ┣ イッカク科 (ベルーガはこの仲間)
  ┣ マイルカ科 (シャチはこの仲間)
  ┣ ネズミイルカ科 (スナメリはこの仲間)
  ┣ カワイルカ科
  ┣ アマゾンカワイルカ科
  ┣ ヨウスコウカワイルカ科
  ┗ ラプラタカワイルカ科

シャチがマイルカ科とは。
ジュゴンやマナティーはクジラ目とは別のカイギュウ目(ジュゴン目)だという。

イルカがハコフグを突いて遊ぶというのが意外で面白かった。
クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑_d0188185_19522947.jpg


<追記>
9/10の新聞に載っていた記事。
クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑_d0188185_946431.jpg
by furomikan | 2013-09-03 20:39 | 読書雑記