勝五郎の読書雑記

ことばから誤解が生まれる - 「伝わらない日本語」見本帳

飯間 浩明 (著)
★★★★☆
内容紹介
誤解が生まれるのは日本語の運命!? 「辞書もお手上げ!」な誤解のメカニズムを、音声・文法・語義など7テーマに分けて分析・解説

新聞記事やその投書欄などからいろいろなところで見かけた文章をこの著者はサンプルとしてたくさん集めていたのでしょう、「お前は期待の星だ!」は実は「お前は鍛え直しだ!」だったなど、聞き誤りからの誤解だけではなく同音語の取り違えや曖昧な修飾、語義から生まれる誤解、状況から生まれる誤解、表現意図から生まれる誤解など「誤解」をいろいろな角度から分析した本。面白さを説明するのは私には無理だが、わりかし面白かった。

「ことばを使えば必ず誤解が生まれる」という話からの反動として「ことばを発しなければ楽」という流れで、日本人があまり話をしたがらないという章が第6章として立てられていた。
日本ではスーパーなどのレジで店員さんと客は無駄話はもちろん、(店員さんお一方的な形式的挨拶は除いて)挨拶さえしないが、後ろに多くのお客さんが並んでいてもアメリカでは挨拶以外にもいろいろと話をするという話が面白かった。
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by furomikan | 2011-07-03 10:50 | 読書雑記 | Comments(0)