勝五郎の読書雑記

いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉

石田 ゆうすけ (著)
★★★★☆

この著者の本は以前に読んだ記憶があるが、文章はもう少し野暮ったかったような気がする。
しかし今回の本は文体にも好感が持て、何より興味深いエピソードがたくさん載っていたので非常に面白かった(特に後半)。

ペルーの高地でみた満天の星空の話、スコットランドの小さな村のパブの話、ユタ州の田舎のホスピタリティおばさんの話、旧ユーゴのボイヤンの話、シリアの親切なイスラム教徒の話など。
中でも、キルギスの道で2人のこどもとすれ違った時の何気ない場面の描写は、著者の豊かな感性を強く感じた。

家庭を持ってしまった今、私は彼のように奔放に世界を巡ることはできない。
いや、本当にできないか?本当にしたいのならできるのでは?などと自問しながら、ゆうべは寝た。
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by furomikan | 2010-08-25 22:58 | 読書雑記 | Comments(0)