勝五郎の読書雑記

忌中

車谷 長吉 (著)
★★★★★

朝日新聞の土曜日の青い「be」の投稿相談コーナー「悩みのるつぼ」で車谷長吉氏の回答を読み、氏に関心を持ち、初めて読んだ本がこれ。

全て死にまつわっている短編ばかり6編。全くやりきれない読後感に、この世の中自体が何かおかしな感じになってきてそうな錯覚に陥る。
特に4つ目の「三笠山」の暴力的な絶望感には文芸の力を感じた。

吉村昭の『漂流』を読んだときと同じような衝撃を感じた。(『漂流』は別に絶望感を感じる本ではありません。)
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by furomikan | 2010-04-22 22:22 | 読書雑記 | Comments(0)