勝五郎の読書雑記

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あの頃、忌野清志郎と ~ボスと私の40年~

片岡たまき (著)
★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
ド派手メイクに隠されたロックスターの素顔とは?一人の熱狂的ファンが衣裳係としてツアーへ同行するに至るまで。清志郎が『COVERS』、タイマーズに突っ走ったきっかけ。「ロック界のミステリー」RCサクセション解散劇の深淵に迫る―「清志郎との日々を詳細に書き記した秘蔵ノート」をもとに執筆。40年見つめ続けた元マネージャーが描く、決定版リアル清志郎伝。

著者情報
RCサクセションのマネージャー&衣裳係&ファンクラブ会報誌の編集を担当。同バンドが最も輝いていた1980年代の10年間をスタッフとして支える。1990年代、RCサクセションの活動休止以降は、シンガー・金子マリのマネージャーとして活躍。2004年以降、ソロになった忌野清志郎の衣裳係に復帰し、2009年の永眠まで清志郎の衣裳を担当。現在、14人編成のアコースティックオーケストラグループであるパスカルズのスタッフとして活動中。

片岡たまきさんという人がどんな人なのか知らずに図書館で予約。
本を手にして初めて著者の経歴を知り、一挙にメッチャ読みたくなってすぐに読んでしまった。
12歳の時にテレビで3人組のフォーク編成のRCを見て天啓を受け、じきに「忌野清志郎に就職したい」という思いを強くし、実際就職できた幸運な人。
その12歳の時の清志郎との出会いから、働き始めて忙しく楽しく清志郎に同行しているあたりの本の中盤くらいまでが特に面白く、同じファンとして楽しく読むことができた。
別の本に書かれていた清志郎評である「寡黙・紳士・礼儀正しさ、そしておちゃめ」というのが裏付けられるような描写ばかりで、やはり清志郎はそうなんや~と嬉しくなる。
文章の中に清志郎の歌の歌詞がところどころでてくるのも楽しい。
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by furomikan | 2015-06-06 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

藤井裕 ~ この熱い魂を伝えたいんや(上田正樹とSOUTH TO SOUTH/1975年)

生まれて初めて買ってもらったレコードはささきいさおが歌った「宇宙戦艦ヤマト」のシングル盤だった。
確か小学校4年生頃で、それは家で初めてレコードプレイヤーを買った日だった。
レコードプレイヤーといってもソノシートのレコードを聴くのがちょうどお似合いのような安っぽいもので、でも自宅に初めて導入されたそのレコードプレイヤーは家族全員の胸をときめかせた。
3つ上の兄は確か山口百恵の「冬の色」、一緒に住んでいた叔母はカーペンターズの「ジャンバラヤ」のレコードをそれぞれ買っていた。(その後、ジャケット写真のカーペンターズ兄妹の目ン玉の部分はボールペンの先っちょでくりぬかれていたはずだ。)

小学校6年になって初めて買ったLPレコードはジョンデンバーの二枚組「ジョンデンバー ゴールドデラックス」だった。
ジョンデンバーとロッキー山脈のことを紹介したようなテレビ番組をNHKで見て、優しそうな目で自然を愛する歌を歌うメガネのジョンデンバーに惹かれて、テレビを見た数日後に買ったはずだ。
二枚組のそのレコードを聴いて、英語の歌詞カードを必死で解読しながら、「中学生になったら、こんな英語なんかも読めるようになるんや」と思いながら、カントリーロードを口ずさんでいた。
兄はその頃、ビートルズを中心に、今となってはクラッシックといえるような様々なロックを愛聴しており、その兄の部屋からこぼれてくるロックを私もずいぶん聴いて、少年期を過ごした。

私が中学になった頃にはRCサクセションの忌野清志郎の声もこぼれてくるようになり、私自身もRCが大好きになっていった。
「ラプソディー」と「PLEASE」を出して、「シングル・マン」も再発された直後の頃で、ジョンレノンが撃たれたのも確かこの頃である。
中学に登校する前に「ファンからの贈り物」をレコードで聴いた日のことをよく覚えている。

その同じような頃、NHK-FMでRCサクセションのライブがオンエアされるというので、ラジカセにカセットテープを入れて録音していたら、RCの前にアコースティックのライブをしているのも同時に録音されていた。(そのライブの司会をしていたのは糸井重里だった。)
変な声をした人が、「パチンコ!」とか「ボカ~」とか歌っているのを聴いているとだんだん楽しくなり、さらに何度も聴いているうちに、すごくカッコイイんだということが判明してきた。それが「夢・憂歌」をリリースする前頃の憂歌団である。

時は経ち、RCが「BLUE」や「BEAT POPS」を、憂歌団が「リラックス・デラックス」を出した頃に、初めて憂歌団を生のライブで聴きに行った。
森ノ宮のピロティホールで、三組が出演していた。
一組目はセシル。
ニ組目は有勘。
三組目が憂歌団。
セシルというのは誰かは分からないが、ニ組目の有勘にブッ飛んだ。
憂歌団の内田勘太郎がギターを弾き、もう一人の有山淳司という人が歌を歌いながらギターも弾いていたのであるが、これが「悪魔のギター、天使の歌声」と呼ばれる二人組で、有山さんの「梅田からナンバまで」が衝撃を受けるくらいカッコ良い歌だった。

すぐに有山淳司について調査し、「梅田からナンバまで」が入っているレコード「ぼちぼちいこか」(再発盤)を入手してレコードやカセットテープで聴きまくった。
その頃に見に行った百又ビル地下のバーボンハウスでのライブが誰目当てだったのかは忘れてしまったけど、途中でベーシストが誰かギターとふたりだったか、はたまたバンドだったかで数曲だけ演奏し、これがまたメッチャカッコよかった。

このベーシストが藤井裕であった。
ソロのコーナーでは、これも当時ファンであったジャコパストリアスの曲をジャコよりも荒削りな風合いで演奏していた。
演奏していた中のうちの1曲が今もって何の曲だったかは分からないが、調査に調査を重ねて、更に研究に研究を重ね、きっとこの曲が入っているだろうと踏んで買ったレコードが上田正樹とSOUTH TO SOUTHの「この熱い魂を伝えたいんや」(再発盤)というライブアルバムだった。

これが名盤である。
「名盤」とはこれからの残りの人生にも無くてはならない、心に痛撃を与え続けるアルバムである。

d0188185_2330022.jpg1. オープニング -サウス・トゥ・サウス-
2. ウ・プ・パ・ドゥ
3. 最終電車  ♪ 俺から見たらまわりはバラ色
4. こわれたコーヒー・カップ
5. ラブ・ミー・テンダー
6. ブレイク・ダウン
7. むかでの錦三
8. わが心のジョージア
9. お前を離さない

名盤と書いたものの、レコードに針を落としたしょっぱなからガツンと来たわけではなく、ジワジワとその良さが判ってくるという、MARVIN GAYEの「what's going on」タイプのカッコ良さである。

1975年9月28日、兵庫県の芦屋で行われたこのライブの時にベーシスト藤井裕は23歳。(アルバムジャケットの左端)
とても23歳で弾けるようなベースラインではないのに、それを事も無げにうねり上げる腕前は天才としか言いようがない。タマラン。

その藤井裕が今年の10月16日に食道がんで亡くなってしまった。
今年一番の痛恨事である。
超絶テクニックのジャコパストリアスでも、いぶし銀の永本忠でも、世界のポールマッカートニーでも、また、ジェームスジェマーソンでも、ウィリーウィークスでも、ジョージポーターJrでも、ドナルドダックダンでも、ロビーシェイクスピアでも、細野晴臣でも、ベースのカッコよさでは藤井裕にはかなわない。

お好み焼き屋の裕ちやん、いつまでも忘れへんで~。
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(1984年頃の年越しライブ@バナナホール)
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by furomikan | 2014-12-31 23:58 | 音楽 | Comments(0)

National Portrait Gallery

ワシントンDCの 国立肖像画美術館で2014年2月7日~9月7日の7ヵ月間行われている企画展「American Cool」ではアメリカの俳優やミュージシャンのシブいポートレイトがたくさん展示されていた。
その中でもっとも輝いていたのがこの人。
ワシントンDC生まれであることはインターネットで調べて今はじめて知った。次の4月1日で没後30年なのも。
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by furomikan | 2014-03-13 23:59 | 音楽 | Comments(0)

Village Vanguard

ビルエバンスの名盤「Sunday at the Village Vanguard」でその名を知ってから、いつか行ってみたいと思っていた。
同じ日曜日。同じくピアノトリオの演奏がこの日あった。

BARRY HARRIS TRIO
 Barry Harris-p
 Ray Drummond-b
 Leroy Williams-d

知らない人だったが、聞いてみるとエラいカッコよかった。
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by furomikan | 2014-03-09 23:59 | 音楽 | Comments(0)

Rubber Soul(The Beatles/1965年)

d0188185_8543655.jpg1. Drive My Car
2. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
3. You Won't See Me
4. Nowhere Man
5. Think For Yourself
6. The Word
7. Michelle

8. What Goes On
9. Girl
10. I'm Looking Through You
11. In My Life
12. Wait
13. If I Needed Someone
14. Run For Your Life

中学生のころからビートルズを聞き始めてのち、この20年から15年ほど私のビートルズベストアルバムとして揺るぎ無いのがこのラバーソウル。

こんな名盤はない。
「名盤」とは残りの人生で絶対になくてはならないアルバムのことである。

中学から高校の頃まではリボルバーやサージェントペパーズは斬新でカッコいい、アビイロードのB面はなんて凄いんだと思っていたけど、結局落ち着くところはフォーセール~ヘルプ!~ラバーソウルなどの中期前半のサウンドである。

He's a real nowhere man
Sitting in his nowhere land
Making all his nowhere plans for nobody

Doesn't have a point of view
Knows not where he's going to
Isn't he a bit like you and me?

 Nowhere Man, please listen
 You don't know what you're missing
 Nowhere Man, the world is at your command

He's as blind as he can be 
Just sees what he wants to see
Nowhere Man can you see me at all?

 Nowhere Man, don't worry
 Take your time, don't hurry
 Leave it all till somebody else lends you a hand

Doesn't have a point of view
Knows not where he's going to
Isn't he a bit like you and me?

 Nowhere Man, please listen
 You don't know what you're missing
 Nowhere Man, the world is at your command

He's a real Nowhere Man
Sitting in his nowhere land
Making all his nowhere plans for nobody
Making all his nowhere plans for nobody
Making all his nowhere plans for nobody

(作詞・作曲 Lennon/McCartney)

「ひとりぼっちのあいつ」。
なんてカッコいい邦題なんだろう。

このアルバムには他に、Norwegian Wood (This Bird Has Flown) / You Won't See Me / In My Life / Run For Your Life と名曲が多い。
大阪ドームでは「You Won't See Me」が聞きたかったな。

Rubber Soul よ永遠に!
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by furomikan | 2013-11-26 22:34 | 音楽 | Comments(0)

三光湯(大阪市大正区三軒家東) ~クラスノ ~ ポールマッカートニー

11月12日(火)、大阪ドームにポールマッカートニーを見に行った。

この日は休みを取って午前中は歯医者さんで定期検診。
午後は早くから大正へ出かけて、行きそびれていた大正駅近くの三光湯で身を清める。
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大正駅で兄と合流し、近くの居酒屋の名店「クラスノ」へ。
瓶ビールと燗酒と安くて美味しいアテとで気分を盛り上げていく。
他のお客さんも多くはポール目当てのようだった。
(しかし、なんでこんな写真しか撮ってないねんやろ。)
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そして、大阪ドームでのポール。
一番良かったのはジョージの「Something」のウクレレバージョンからレコーディングバージョンに切り替わった時。
ポールが歌ってもやっぱりイイ歌だ。
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歴史上の人物を目にする機会はそうそうあることではない。
実に楽しく貴重な一日だった。
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by furomikan | 2013-11-25 20:27 | 銭湯 | Comments(2)

冨田勲氏の「きょうの料理」

作曲家でシンセサイザー奏者の冨田勲氏が「きょうの料理」のテーマ曲を作っていたことはこの記事で初めて知った。

この印象的な小作品がこのように生まれたとは!
オモロイ!!
(画像クリックで拡大)
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by furomikan | 2013-07-22 22:25 | 音楽 | Comments(2)

国立 ~ 弁天湯(東京都武蔵野市吉祥寺本町)

昨年12月のとある休日。
1935年生まれの銭湯絵師であるマル山さんのアトリエへお邪魔した。
銭湯背景画以外にも個人からの依頼を受けてアクリルボードに富士山などを描いておられるのだ。
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今回の私もそれをお願いしに行った。

その後、電車を乗り継いで降りたのがこの国立駅。
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国分寺と立川の間にできたので国立。

私の大好きな忌野清志郎が青春時代を過ごした町で、東京にいる間に一度は訪れたかった。
駅を降りてまず向かったのが南口の大学通りの一橋大学。

  ぼくの自転車の後ろに乗りなよ
  大学通りを 大学通りを 二人乗りしようよ
  
  ぼくの自転車の後ろに乗りなよ
  一つ橋の 一つ橋の 芝生に寝ころんで

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それから、仲井戸麗市チャボが通っていた桐朋高校前。
この学校は住所が「国立市中三丁目1-10」で、私の大好きなRCサクセションの歌「国立市中区3-1(返事をおくれよ)」と同じだ。
清志郎はチャボに手紙を書いて「バンドやろうぜ!」って必死にラブコールしていたのだ。

  ぼくの手紙はまだ着かないかい Oh Yeah
  早くぼくに返事をおくれよ
  冷たい手紙は欲しくないのさ Oh Yeah
  好きだと一言書いておくれよ Woo
  君が(君が)君が好きさ
  わかっておくれよ Yeah Yeah
  返事をおくれよ
  
  ぼくの手紙の漢字の間違いなど Oh Yeah
  気にすることはないさ 読めるだろ
  たとえ君がヘタクソな字を書いても Oh Yeah
  君への気持ちは変わりはしないのさ Woo
  君が(君が)君が好きさ
  わかっておくれよ Yeah Yeah
  返事をおくれよ
  
  ぼくの手紙はまだ着かないかい Oh Yeah
  早くぼくに 早く返事を書いてよ
  君が(君が)君が好きさ
  わかっておくれよ Yeah Yeah
  返事をおくれよ
  
  もしももしもぼくのこと嫌いでも Oh No
  早くぼくに返事をおくれよ
  冷たい手紙は読みたくないけれど Oh No
  ぼくを嫌いなら仕方がないさ Oh No
  早くぼくに返事をおくれよ

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そこから次の場所を目指して歩いているところで見かけたのがこの豆腐屋さん、渡辺豆腐店。
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100円か150円で袋はおからでいっぱい。
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(後日) 清志郎風おから、美味しく出来たぜ。 ガッタ、ガッタ!
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本日の最終目的地がこのたまらん坂。
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  多摩蘭坂を登りきる手前の
  坂の途中の家を貸りて住んでる
  だけどどうも苦手さこんな夜は
  
  お月さま覗いてる君の口に似てる
  キスしておくれよ 窓から


たまらん坂はこんな坂だった。
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夕暮れ時に国立駅に戻り、駅構内から再び大学通りを見てみる。 ありがとう、キヨシロー。
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このまま新宿駅に出てホームでウトウトしてから大田区に帰ろうかと思ったけど、セッカクなので吉祥寺あたりでゲロを吐こうと途中の吉祥寺駅で降りてみた。

でも降りたところで俺には何も用事がないのでお風呂屋さんへ。
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「弁」「天」「湯」を意味する「B.T.U」とディストーションの効いた温泉マークが渋すぎる!

ナカ島絵師の銭湯背景画に「ガンバレ東北」の文字が書かれていたこの銭湯には若者客が多かった。
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かなり満足した一日だった。
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by furomikan | 2013-07-21 21:18 | 銭湯 | Comments(4)

ロックで独立する方法

忌野清志郎 (著)
★★★☆☆
内容紹介
「自分の両腕だけで食べていこうって人が、そう簡単に反省しちゃいけない」ーー忌野清志郎の決定版・人生論!

第一章 わかってくれない世間が悪い
第二章 歌われていないことは山ほどある
第三章 バンドマンの夢と現実
第四章 「業界」からの独立 前編
第五章 「業界」からの独立 後編
第六章 独立は「自由」か「面倒」か?
第七章 「バンド」からの独立
第八章 決めたのはオレ自身
イントロダクション・山崎浩一 / 写真・佐内正史

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1951年生まれ。バンドマン。1970年RCサクセションとしてデビュー、10年連続武道館公演などの実績を残す。1991年バンド活動休止後もソロ活動の他、俳優や絵本の執筆、サイクリストなど活動は多岐に渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

この本もちょっと前に読んだばかりなのに、もう内容の殆どを忘れてしまった。でも、清志郎の態度・発言がいつも紳士的であると感じたことは覚えている。
あと、巻頭の清志郎の写真がかっこいい。特に本を持っている姿がいい。
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by furomikan | 2013-05-29 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

きのうの思い出に別れをつげるんだもの(ザ・ディランⅡ/1972年)

d0188185_14135317.jpg1. 君の窓から
2. 子供達の朝
3. その時
4. 君を思いうかべ
5. 男らしいってわかるかい

6. プカプカ(みなみの不演不唱)
7. さみしがりや
8. 君はきままに
9. うそつきあくま
10. サーカスにはピエロが (11. 満鉄小唄)

(おおつかまさじ/ながいよう/西岡恭蔵/中川イサト/村上律/駒沢裕城/シバ/野村哲夫/東山光良/岩本一郎/小河みつる)


ザ・ディランⅡのこのファーストアルバムは名盤である。
「名盤」とはこれからの残りの人生においてもなくてはならないアルバムのことである。

このアルバムは25年以上聞き続けているのにほとんどの曲の歌詞の意味が全く解らない。
例えばB面2曲目の「さみしがりや」はこんな歌詞。
飛ぶことのできないさみしがりやは
君の胸もとに耳をあて
やすらぎを求め続ける
  墓場をさまよう母親たちに
  会えないってさみしがる

ひとりぼっちの好きなさみしがりやは
沈みゆく太陽が好きで
ささやかな喜びを手に入れる
  でも愛のない石切場では
  キスはやめときな

こわすことのこわがるさみしがりやは
ひたすら口でこわしつづけ
きずつけ合う近づこうと
  君の見せてくれたはずのものが
  僕には見られなかったんだ

  君の見せてくれたはずのものが
  僕には見られなかったんだ

(作詞・作曲 おおつかまさじ)

歌詞の意味(のようなもの)が解るのはこの曲の前後の「プカプカ(みなみの不演不唱)」と「君はきままに」ぐらい。

「でも愛のない石切場では、キスはやめときな」って、全く意味わからんがどんだけ渋い。
渋いけど意味は不明。

このアルバムが何故か長年私の心を強く打ち続け、その度に夢か幻想の世界に引き込んでくれる。
50年後もこのアルバムを聞いて感動してたい。
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by furomikan | 2012-12-26 00:01 | 音楽 | Comments(0)