勝五郎の読書雑記

タグ:落語 ( 51 ) タグの人気記事

ひとりブタ ~談志と生きた二十五年~

立川生志 (著)
★★★★☆
内容紹介
人生を語ってこいよ。俺がついてらあ。----立川談志(立川生志、真打昇進時口上書より)
「また一人バカが増えた! 」と談志に言われた入門から、蜜月の前座時代、二ツ目時代の確執と葛藤、苦難の真打昇進を経て、談志の死に至るまでの日々をあますところなく語る。
【目次】
第一章 入門
第二章 前座騒動記
第三章 二ツ目までの獅子奮迅
第四章 最強の二ツ目よりも大事なもの
第五章 真打へのロング&ワインディングロード
第六章 笑志から生志へ
第七章 禍福はあざなえる縄の如し
第八章 最後の師匠孝行
第九章 今を生きる
《特別寄稿》立川志の輔
立川生志さんの落語をCDで聞いたら矢鱈と面白かったから早速読んでみた。
立川流の人達は文章を書くのが上手な人が多く、この生志さんも例外ではなかった。
なっかなか真打になれないという状況のなかで苦しんでいたのは笑志さん本人だけではなく師匠の談志さんもだったようだ。
ともかく生志さんはなかなかイイ!
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by furomikan | 2017-02-20 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

落語的生活ことはじめ ~大阪下町・昭和十年体験記~

くまざわあかね (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
落語作家・三十路独身、究極の「スローライフ」実践日記。アナログ生活で知った、お金で買えない人間関係、不便の豊かさ、今あるもののありがたみ、そして…。
落語の中に出てくる人物たちが当時どんな暮らしをしていたかを感じたいと思い立って、昭和10年の暮らしを1か月間実体験した若手落語作家の体験ルポ。
この人は落語作家 小佐田定雄氏のお弟子さんで、本の中でもこの師匠に恐縮しながらいろいろと世話になっている場面が描かれていた。この本を出したあと師匠の奥さんになったと知ってちょっとびっくりした。
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by furomikan | 2017-02-17 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

師匠!

立川談四楼 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
小言、失敗、荷物持ち。憧れ惚れた師匠だもの。ついていきます、どこまでも―。大学の講師を頼まれた師匠についていったキャンパスで、師匠が狙っていた女子大生から好意を寄せられて…(「講師混同」)。病を抱える師匠のお供で雪国へ。高座の翌朝、師匠がいない!?意外な場所で佇む師匠が見つめていたものとは?(「すず女の涙」)。師匠に振り回される若手噺家の悲哀を織り交ぜつつ、師弟の情を描いた短篇五席。
キッチリとスジとオチがある小粋な短編5つ。
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by furomikan | 2017-01-25 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

シャレのち曇り

立川談四楼 (著)
★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
落語家になるため弟子入り志願した若者(のちの談四楼)に、憧れの立川談志が告げたのは「やめとけ」の一言だった。―なんとか入門を許されるも、「俺と仕事とどっちが大事だ!」と無理難題に振り回される談四楼。恋に悩み、売れないことに焦燥し、好敵手と切磋琢磨する中で、ついに真打昇進試験が…。しかしそれは、落語界を震撼させる一大事件の始まりに過ぎなかった。師弟の情を笑いと涙で描く傑作小説。
少しフィクションの入った談四楼さんの自伝的小説。
談四楼さんのことはもちろん、師匠談志さんのことや当時の落語会の大騒動ぶりがよく分かり、立川流の入門書としてもお薦め。
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by furomikan | 2017-01-02 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

僕らの落語 ~本音を語る! 噺家×噺家の対談集~

広瀬和生 (著)
★★★☆☆
内容紹介
伝統芸能の魅力を次世代につなげる新書シリーズ企画。人気・実力を兼ね備えた落語家、計4組による対談集です。
(1) 人間国宝の子息・孫にあたる〈桂米團治×柳家花緑〉
(2) いま爆発的な人気を誇る〈桃月庵白酒×春風亭一之輔〉
(3) 異色の経歴を持つ〈春風亭百栄×三遊亭兼好〉
(4) 将来を担う女性落語家〈柳亭こみち×三遊亭粋歌〉
彼らに迫る司会進行役は、落語家・落語ファンからいま最も信頼されている評論家・広瀬和生氏。普段は客を笑わせる落語家たちから、真摯な思いを聞き出します。共通項を持った彼らの心のうちが引き出されたのは、対談だからこそ。
この本読んで早速、桃月庵白酒さんと春風亭一之輔さんの落語CDを大阪市立図書館で借りてみた。
白酒さんは滑舌の悪さが気になり、一之輔さんはその荒削りさが気になった。
この本を読んでいる時点ではもっと面白い噺家だと期待したのに。
同時期に借りた立川生志さんはとても良かった!マクラも面白いし、とても好きになりそう。
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by furomikan | 2016-12-25 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

現在落語論

立川吉笑 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ座布団に正座するのか?「下半身を省略」するためです。ついに出た、落語論の新機軸!!ユニークな活動で注目される談志の孫弟子が、落語の面白さをイチからお教えします。

さすが談志の孫弟子と思える内容で、満足した。
今まで読んだ落語論とはちょっと違った切り口で語っていて、著者が(他の落語家と同様に)すごくまじめに落語に取り組んでいることが感じられて好感が持てたので、YouTubeで高座の様子を聞いてみたが、ちょっと早口で残念だった。でも直にうまくなっていくだろう。
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by furomikan | 2016-03-02 22:28 | 読書雑記 | Comments(0)

なぜ「小三治」の落語は面白いのか?

広瀬和生 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
日本が誇る落語界の孤高の名人・柳家小三治を、膨大な時間をかけて、聴いて綴った、「小三治本」の決定版!貴重なロングインタビューと、前代未聞の小三治聴きくらべ「九十演目」で読み解く、落語ファン必読の書!小三治の名言、音源データ、高座写真も多数収録!!

巻頭のロングインタビューが特に面白かった。
後半の九十演目解説は読むごとにその噺が聞きたくなる名解説。
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by furomikan | 2015-04-20 20:53 | 読書雑記 | Comments(0)

この芸人に会いたい ~観て、撮って、書いた。旬の芸人・落語家たち~

橘蓮二 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
高座で楽屋で、数々の芸人たちの素顔に接してきた写真家・橘蓮二ならではの渾身の写真と文章。今、誰を観るべきかがわかる、演芸ファン必携の一冊。

落語家よりも色物芸人さんの項が読んでて面白かった。
 ダメじゃん小出
 ぺぺ桜井
 ポカスカジャン
 ロケット団
 遠峰あこ
 加納真実
 寒空はだか 他
他にも、恩田えり、太田その、稲葉千秋というお囃子さんも紹介されていて、著者の寄席愛を感じた。
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by furomikan | 2014-10-23 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

真田小僧 ~ 高津の富 ~ 木村充揮

三連休の最後の日もいい天気。
JR玉造駅からてくてく歩いて初めて訪れる真田山へ。
三光神社にある真田幸村の銅像と真田の抜穴跡を見学。本当に大阪城まで通じていたら面白かったのに。
真田の六文銭をみて、親から小遣いを巻き上げるのが上手い少年の噺「真田小僧」を思い出した。
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そばにあった真田山旧陸軍墓地も壮観だった。
真田山陸軍墓地維持会のwebサイトを見てみると、「西南戦争、日清・日露・第一次世界大戦から第二次世界大戦にいたるまでの5,300基以上の墓碑が並び・・・」とのことで、日本で最初の陸軍墓地らしい。

今回の目的は高津宮での富くじと落語と木村さんの無料ライブ。

まずは落語。
午前中は素人落語家さん9人による無料の「寝床の会」で、午後はプロの噺家5人の落語会(2,800円)。
素人さんの会のトリには私の好きな桂文太さんも出る予定だったので、これだけでエエかと2人の素人落語(茶論亭めろんさんの親子酒と茶論亭ポン子さんの初天神)を聞き、最後は文太さんの「明烏」。好きな噺で嬉しかった。
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次に落語「高津の富」で有名な富くじ。
一枚300円の札を購入して、一緒に渡される木片に、干支と4桁の番号が書いているシール部分を貼り付けて本殿に置かれた抽選箱に入れる。
抽選箱には何百、いや何千枚も同じような札が入っていて、読み上げられた商品のアタリ札を先にキリのついた棒を差し込んで突き刺す。
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賞品はそれほど大したものではないだろうと思っていのに、意外と数が多く、面白い賞品も多かった。
・はり重のすき焼き肉5人前
・自転車(ママチャリ)
・トロマグロ(3000円分)引換券
・日本酒の二斗樽(二升ではなく、鏡開きするような二斗樽!)
・棒に巻かれたままの輪切りする前のバームクーヘン(長さ1メートルくらい!)
・マクラ2つ分くらいのポップコーンと7000円分のカタログギフト
・文楽鑑賞券
・松竹新喜劇鑑賞券
・JTBギフトカード21,000円分
・下処理済みのタラバガニ
・高級焼酎と千枚漬け・すぐきのセット
・ベルギーチョコレートの塊(5キロ!)
・無洗米5キロを2袋
・玄米30キロ
・中華お食事券2000円分
他にもいろいろとあり、賞品が読み上げられて、札が突き刺され、当選札が読み上げられるたびに会場がちょっとどよめくのが楽しかった

で、さらに楽しかったのが「世界で一番歌の上手い哺乳類(by 石田長生)」、元憂歌団の木村充揮さんのソロライブ。
客から差し入れされた缶入り水割りウイスキーやワンカップ酒を飲みつつ、いつものように会場の客とアホなやりとりしながら、天使のダミ声を1時間以上も聞かせてくれた。
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いつも思うが、木村さんは歌だけやなくて、ギターも上手い!
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by furomikan | 2014-01-13 22:53 | 読書雑記 | Comments(0)

落語家の通信簿

三遊亭 円丈 (著)
★★★☆☆
内容紹介
落語家が、落語家を論評した初の本!
伝説の名人から大御所、中堅、若手まで53人を論評した「円丈による通信簿」。
落語家が高座では見せない心の葛藤から、「芸」の真髄まで、
落語界のしきたりなど裏話も交えて、いきいきと活写していく。
時に厳しく、時に愛情とおかしみを込めて──。
落語家ごとのおすすめ演目つき!

プロの落語家が同じプロの噺家をこんなにズバズバ批評するのは前代未聞、というか談志さん以外では極めて珍しいのではないかな。
談志さんの愛弟子である立川志らくさんの斬られ方が激しく、少し引いた。
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by furomikan | 2013-12-14 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)