勝五郎の読書雑記

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野崎観音 ~ 飯盛山 ~ 皆様温泉(四条畷市塚脇町)

天気の良い秋の日、近場の自然を目指してブラブラする。

JR京橋で片町線に乗り換えて落語「野崎詣り」で親しみのある野崎観音へ向かった。
参道でブラックジャックが乗っていそうな車を見かけた。
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野崎観音手前のガレージ八百屋でみかんを買ってから紅葉の美しい野崎観音へ。
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ここでは毎週日曜日に座禅&講話を行っているようだ。タダかな?と思って聞いてみると500円を集めるらしい。
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アテもなく来たので次どうしようかな、ええハイキングコースないかなと思っていると、ちょうど「飯盛山ハイキングコース」という道が野崎観音から出ており、これ幸いと途中みかんを食べながら山道を歩く。
天気がイイ日の山歩きはかなり楽しく、アッという間に飯盛山頂に到着。
楠木正成の嫡男(楠木正行)と高師直が戦った場所らしく、楠木正行の銅像が建っていた。
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標高は300メートルちょっとしかないけど、晴れた天気の下の大阪平野は美しかった。

下りは急傾斜の階段道が続き、その末に四條畷神社がたたずむ。
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上下で和洋共存している建物が気になる。
四條畷神社から四條畷駅へ向かう途中、城のような住宅があり、圧倒された。(金シャチがあり、ビックリ!)

その後向かったのは半年ほど前にその存在を知った銭湯、皆様温泉。
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堂々たる入口。
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堂々たる浴室。
(正面浴槽の腰掛け段に洗面器とイスを設置しているのは珍しい。)
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水道水・井戸水混合の水を材木を焚いた火で沸かした湯が満々に満ちている堂々たり過ぎる石造りの湯船に入るのに410円しか要らない。
何という幸せ。
特に南に面している女風呂は暖かなだいだい色の西日が差しこんで入浴の喜びが割り増しとなるはず。
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JR四條畷駅まで歩いて10分ほど。
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買い物客でにぎやかな駅前の商店街を過ぎ、駅横の立ち飲みで喉を潤して、サッと大阪へ帰った。
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善き一日だった。
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by furomikan | 2013-11-30 21:48 | 銭湯 | Comments(1)

Rubber Soul(The Beatles/1965年)

d0188185_8543655.jpg1. Drive My Car
2. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
3. You Won't See Me
4. Nowhere Man
5. Think For Yourself
6. The Word
7. Michelle

8. What Goes On
9. Girl
10. I'm Looking Through You
11. In My Life
12. Wait
13. If I Needed Someone
14. Run For Your Life

中学生のころからビートルズを聞き始めてのち、この20年から15年ほど私のビートルズベストアルバムとして揺るぎ無いのがこのラバーソウル。

こんな名盤はない。
「名盤」とは残りの人生で絶対になくてはならないアルバムのことである。

中学から高校の頃まではリボルバーやサージェントペパーズは斬新でカッコいい、アビイロードのB面はなんて凄いんだと思っていたけど、結局落ち着くところはフォーセール~ヘルプ!~ラバーソウルなどの中期前半のサウンドである。

He's a real nowhere man
Sitting in his nowhere land
Making all his nowhere plans for nobody

Doesn't have a point of view
Knows not where he's going to
Isn't he a bit like you and me?

 Nowhere Man, please listen
 You don't know what you're missing
 Nowhere Man, the world is at your command

He's as blind as he can be 
Just sees what he wants to see
Nowhere Man can you see me at all?

 Nowhere Man, don't worry
 Take your time, don't hurry
 Leave it all till somebody else lends you a hand

Doesn't have a point of view
Knows not where he's going to
Isn't he a bit like you and me?

 Nowhere Man, please listen
 You don't know what you're missing
 Nowhere Man, the world is at your command

He's a real Nowhere Man
Sitting in his nowhere land
Making all his nowhere plans for nobody
Making all his nowhere plans for nobody
Making all his nowhere plans for nobody

(作詞・作曲 Lennon/McCartney)

「ひとりぼっちのあいつ」。
なんてカッコいい邦題なんだろう。

このアルバムには他に、Norwegian Wood (This Bird Has Flown) / You Won't See Me / In My Life / Run For Your Life と名曲が多い。
大阪ドームでは「You Won't See Me」が聞きたかったな。

Rubber Soul よ永遠に!
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by furomikan | 2013-11-26 22:34 | 音楽 | Comments(0)

三光湯(大阪市大正区三軒家東) ~クラスノ ~ ポールマッカートニー

11月12日(火)、大阪ドームにポールマッカートニーを見に行った。

この日は休みを取って午前中は歯医者さんで定期検診。
午後は早くから大正へ出かけて、行きそびれていた大正駅近くの三光湯で身を清める。
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大正駅で兄と合流し、近くの居酒屋の名店「クラスノ」へ。
瓶ビールと燗酒と安くて美味しいアテとで気分を盛り上げていく。
他のお客さんも多くはポール目当てのようだった。
(しかし、なんでこんな写真しか撮ってないねんやろ。)
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そして、大阪ドームでのポール。
一番良かったのはジョージの「Something」のウクレレバージョンからレコーディングバージョンに切り替わった時。
ポールが歌ってもやっぱりイイ歌だ。
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歴史上の人物を目にする機会はそうそうあることではない。
実に楽しく貴重な一日だった。
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by furomikan | 2013-11-25 20:27 | 銭湯 | Comments(2)

此花ぶらぶら ~ 庚申湯(大阪市此花区伝法)

自転車漕いで北港へ向かった。

阪神高速2号淀川左岸線を地下に走らせ、川としての役目をほぼ終えた正蓮寺川にかかる森巣橋もその役目を終えようとしている。
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既に自動車は通行できなくなっていて、そのうち両岸が橋ではない形でつながる。

川沿いを進んでヌートリア達が元気に暮らしている伝法漁港へ。
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この水門を作った日立造船の桜島工場は今はユニバーサルスタジオジャパンになっている。
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夕日に向かってさらに西へ進む。
このスーパー堤防上の道は舗装し直されてすごく走り易くなっている。
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夕暮れ前の淀川に向かってベンチに座っている仲睦まじい男女を写そう。
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背後は穏やかな波のヨットハーバー。
此花区、なかなかイイな。
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帰りに立ち寄った伝法の庚申湯。
おっちゃんは今日も笑顔で、お元気そうだった。
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by furomikan | 2013-11-24 23:11 | 自転車 | Comments(0)

立川談志 落語の革命家(文藝別冊/KAWADE夢ムック)

内容紹介
惜しまれつつ亡くなった落語の革命家の落語観を網羅。家元の対談・鼎談、インタヴュー、咄、エッセイ、など盛りだくさん。師匠を語る弟子対談は、志の輔×談春の語り下ろし。

●目次●
【エッセイ】
山藤章二 立川談志の心を聞いた
松本尚久 立川談志、素の断片
岸田秀 談志師匠と精神分析
吉川潮 談志が愛した色物芸人

【特別対談】
立川志の輔
立川談春 全身全霊の落語家 兄弟弟子、師匠を語る。

【咄・談話・エッセイ・インタヴュー】
〈落語〉咄 落語って何ですかネ
〈生き方〉咄 人生成り行き、風次第
〈時事〉談話 敢えて、与太郎興国論
〈フレーズ〉談話 落語にはいい文句がいっぱいあります
〈日本語〉エッセイ 小田原提灯エボ沢山
〈職〉談話 好きな仕事も簡単ではない
〈歩く〉エッセイ 散歩の達人
〈師弟〉エッセイ 師匠柳家小さんの死 "死んでも葬儀には行かない"と決めていた
〈笑い〉エッセイ 笑いについて
〈江戸東京〉聞き手=高田文夫 俺の落語はイリュージョン。
〈文学〉聞き手=澤田隆治 家元、文学を語る

【咄家エッセイ】
三遊亭円楽 キザッペ談志の友情
立川志らく やりやがったな、志らく 歌のこと、映画のことなど
立川志ら乃 素の落語
立川談吉 最後の弟子が語る師匠・立川談志

【談志対談集】
中村勘九郎 銀座の夜の芸界放談
太田光 オレが「天下とっちゃえよ」と発破かけたんだよ
三谷幸喜 家元、教えてください! 「笑い」っていったい何ですか?
立川談志 一龍斎貞鳳 笑いのメーカーは苦労します
春風亭柳朝×三笑亭夢楽 40歳以上の「関白宣言」
岸田秀 文化とは 本能が壊れた人間が捏造した不自然なルール
美濃部美津子 古今亭にはかなわねぇ。
福田和也 危なすぎる時事放談

【談志偏愛小説選】
新選組の巻 船山馨 薄野心中 新選組最後の人

【資料】
原健太郎 〈ブックガイド〉立川談志が書いた本
立川談志略年譜
談志名言集
談志百八席

たっぷり一冊まるごと談志さんの本。

【咄・談話・エッセイ・インタヴュー】の章が特に面白く、あとは【談志対談集】の中の「美濃部美津子 古今亭にはかなわねぇ。」。
談志さんは古今亭志ん生さんを偏愛されていたが、その2人の息子さんである金原亭馬生さんと古今亭志ん朝さんへの評価も高かった。
美濃部美津子さんは馬生・志ん朝のお姉さん。
志ん朝さんが2001年に亡くなったとき、「悲しいというよりも悔しいという気持ちが先だった」という言葉が印象的だった。
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by furomikan | 2013-11-23 23:04 | 読書雑記 | Comments(2)

知らずに使っている実は非常識な日本語

梅津 正樹 (著)
★★★☆☆
内容紹介
私たちが日常使っている日本語。
実は気付かないところで、非常識な使い方をしているかもしれないのです。

例えば、以下の文は、日本語として正しいでしょうか?
「昨日、入籍しました」
「お求めやすい価格です」
「ファンの皆様に感動を与えたいです」
「あの子は愛想を振りまくのが得意だ」

実は…、全部不正解!

自分では正しいと理解しているつもりになっている言葉は、
間違った使い方をしていてもその失態には気付かないのです。

本書は、多くの方が用法や意味を勘違いして、
非常識な使い方をしてしまう日本語を多数収録しています。

また、その日本語が正しいかどうかを
◯✕形式ではっきりと示しています。

似たような本を続けて読んだ。

<ホームランを打つ>
「バットで打つのはボールであって、ホームランではない。だから『ホームランを打つ』はおかしい。」
という指摘・意見について、この本は
「ホームラン(になるようにボール)を打つ」という表現は日本語には多々あり、間違いではない。理屈だけでおかしいと言うのはやめた方がいい」
として、「ホームランを打つ」という表現について◯の判定をしていた。

それでいいと思う。
というか、そういう指摘があること自体が面白かった。
他にこれと同じような例として

<飯を炊く>・・・実際に炊くのは飯ではなくて米
<穴を掘る>・・・実際に掘るのは穴ではなくて土
<湯を沸かす>・・・実際に沸かすのは湯ではなく水

などがあり、確かにそんな理屈もあるなと思った。

あと、「かたをつける」はあるべき方向に収まるという意味で

✕ 片をつける
◯ 方をつける

だという。ふ~ん。
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by furomikan | 2013-11-22 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

謎だらけの日本語

日本経済新聞社 (編集) 
★★☆☆☆
内容紹介 「ご乗車できません」は西日本の方言、隅田川と墨田区で表記が違う理由、奄美諸島が奄美群島に変わった背景―。新語から時代と共に変化する意味まで、日本語に隠されたドラマを興味深く解説する得する言葉教室。 国語学者では書けない生きた日本語の事件を記者が解説。政界、スポーツ界、経済用語など類書にはないトピックスが満載の一冊。
「ふーん・・・」と思った箇所が少なかった中で、次の漢字については「確かに間違えそう・・・」と思った。

<ちりばめる>
✕ 散りばめる
◯ 鏤める

<ゆるがせにできない>
✕ 揺るがせにできない
◯ 忽せにできない

<ふるいにかける>
✕ 振るいにかける
◯ 篩にかける

<声をからして>
✕ 声を枯らして
◯ 声を嗄らして

普通「親友」と書かれる「しんゆう」にいろいろなバージョン、ランク付けが小学生の中ではあるというのにも「へ~」と思った。
曰く
新友・・・最近仲良くなった友達
親友・・・付き合いが徐々に深まり仲良しグループの一員なった友達(親同士も顔見知りになる段階でもある)
心友・・・もっと打ち解けて心を許す友達
信友・・・最も信頼を置く大切な友達
他にも「神友」「深友」「真友」などもあるようだ。
ふ~ん。

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by furomikan | 2013-11-21 23:59 | 読書雑記 | Comments(2)

タモリ論

樋口 毅宏 (著)
★★☆☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
タモリの本当の“凄さ”って何だろう。なぜ三十年以上も毎日生放送の司会を超然と続けられるのか。サングラスの奥に隠された孤独や絶望とは―。デビュー作でその愛を告白した小説家が、秘蔵の「タモリうんちく」を駆使して、この男の狂気と神髄に迫る。出生や私生活にまつわる伝説、私的「笑っていいとも!」名場面、ビートたけしや明石家さんまとの比較等、読めばあなたの“タモリ観”が一変する、革命的芸人論!

私の大好きなタモリ。
大上段に構えてタモリを論じてるよというタイトルの書物にしては深い洞察もなく、さらにビートたけしや明石家さんまについての記述に大きなページが割かれている割りにはこの2名とタモリの比較論という側面もなく、全く不満。
タモリ出演のテレビでは「笑っていいとも」のことばかりで、「タモリ倶楽部」についての記述がないのも不満。

タモリの評価まで下がる訳ではないが、タモリが可哀そう。
不毛な書物。
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by furomikan | 2013-11-17 14:40 | 読書雑記 | Comments(2)

書淫日記 ~万葉と現代をつないで~

上野 誠 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
万葉の時代から近代までの文学・文化を、日常生活の様々な事象に落とし込みながら、魅力ある語り口で書き綴る。著者の生い立ちも盛り込まれ、著者独特の世界観へと読者を誘い、惹き込む。

今まで私に全く馴染みがなかった万葉集。
奈良大学文学部国文学科の教授でこの万葉集の研究をしている著者の次のような説明になるほど~と思った。

「史料に時代を語らせるのが歴史学、モノに時代を語らせるのが考古学。それに対して歌で心情を読み取るのが万葉研究」
「史料を読み解く歴史学が内科とすれば、直接に土を掘る考古学は外科、そして古代文学研究は心療内科であると思っている」
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by furomikan | 2013-11-09 14:55 | 読書雑記 | Comments(2)

ネットのバカ

中川 淳一郎 (著)
★★★★☆
出版社からのコメント
ツイッターで世界に発信できた。フェイスブックで友人が激増した。そりゃあいいね! それで世の中まったく変わりませんが……。ネットの世界の階級化は進み、バカはますます増える一方だ。「発信」で人生が狂った者、有名人に貢ぐ信奉者、課金ゲームにむしられる中毒者、陰謀論好きな「愛国者」。バカだらけの海をどう泳いでいくべきなのか。ネット階級社会の身もフタもない現実を直視し、正しい距離の取り方を示す。

結論は「バカな奴はネットというツールがあったとしてもバカのまま」という明確なもの。
何かバカな本かな~と思って読んでいると、意外と面白かった。特に終盤のフェイスブックなどの仲良しグループのヌルさについての記述。
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by furomikan | 2013-11-07 23:45 | 読書雑記 | Comments(1)