勝五郎の読書雑記

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Danielle DuClos

今日、この女優さんの誕生日だ。
1988年公開の大好きな映画「ミッドナイトラン」に出ていた当時は13-14歳くらいで、今日38歳になる。
ワンシーンにしか出ていないが、とても印象に残る演技をしている。

見終わったら必ず腕時計を耳に当てたくなるよ。
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by furomikan | 2012-09-29 00:00 | その他 | Comments(2)

1Q84 BOOK 2, 3

村上 春樹 (著)
★★★★☆
《BOOK 2》心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく。
《BOOK 3》そこは世界にただひとつの完結した場所だった。どこまでも孤立しながら、孤独に染まることのない場所だった。

「1Q84」の世界に、もし愛があるなら、それは完璧な愛かもしれない――。刊行以来、日本で、世界で、空前の話題を呼んでやまない長編小説。〈毎日出版文化賞受賞〉

BOOK 1の流れに拍車をかけるように青豆の物語はよりサスペンス色を強めていき、一方の天吾の物語はファンタジー化していった。そこに第三の章立てとして牛河の物語が絡んで来たあたりから加速度的に面白くなっていった。

また、村上春樹の読者にはおそらくお馴染みなんだろうと思うのだが、いろんな例えが随所に出てきて楽しませてくれた。人込みの中に紛れて尾行しようとする牛河が目立ち過ぎることを表すのに「ヨーグルトの中の大むかで」としていたのには思わず膝を打った。

それらを含めて、この本はとても楽しめた。
読み進めるうちに牛河に徐々に好感を持ってしまったのはなぜだろう?「人魚とビスケット」のナンバー4の時と似た感じだ。
ああ、桃の缶詰が食べたい。
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by furomikan | 2012-09-26 21:58 | 読書雑記 | Comments(0)

吉村 昭 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
たしかな生の軌跡を刻む人びとからは離れて、ひっそりと、危うく、生きつづける人間たち。その彼らさえ見逃しはしない、人生の出来事。遅い結婚生活をはじめた看守の特別休暇を描く「休暇」、角膜移植手術に全神経を集中させる、医師の不思議な日常を追う「眼」、幼い弟を川で事故死させた少年の内心をみつめる「蛍」など。ささやかな生活のなかに潜む非現実をとらえて、心にしみ透る、忘れられない小説9篇。

心のひだを短い物語の中で冷静に描写する職人、吉村昭。
その職人が書く一話目は「刑務所」の刑務官が特別休暇を得るために死刑執行の時に落下してくる死刑囚の身体の揺れを押さえる役目を進んで引き受けるというような話。
「死刑が行われるのって拘置所やろ?」と思って調べてみると、札幌と仙台は確かに刑務所で行われることになっていた。

9篇の短編のうちあと2つ程面白かったが、珍しく面白くないのも多かった。
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by furomikan | 2012-09-21 22:23 | 読書雑記 | Comments(0)

殺人交叉点

フレッド カサック (著), 平岡 敦 (翻訳)
★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
十年前に起きた二重殺人事件は、きわめて単純な事件だったと誰もが信じていました。殺人犯となったボブをあれほど愛していたユール夫人でさえ疑うことがなかったのです。しかし、真犯人は私なのです。時効寸前に明らかになる驚愕の真相。’72年の本改稿版でフランス・ミステリ批評家賞を受賞した表題作にブラックで奇妙な味わいの「連鎖反応」を併録。ミステリ・ファン必読の書。

ミステリー初心者なので全くまんまと作者の罠に引っかかってしまった。
登場人物が仕掛けた罠ではなく、著者の罠に。まんまと。
※併録の「連鎖反応」は読まず。
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by furomikan | 2012-09-19 19:47 | 読書雑記 | Comments(0)

快楽亭ブラック ベスト60 前篇 第1回

還暦を迎えた快楽亭ブラックさんは今年一年間で600席の目標を掲げて至極真面目に高座に上がっている。
その活動の一貫で行われているこの「快楽亭ブラック ベスト60」の1回目に昨日行ってきた。
今回は初回記念価格なのかどうかは分からないが、5席で1000円という低料金だった。
しかし残念ながら低料金見合いというべきか、いつものような過激な毒舌は聞かれず、安物買いの銭失い的な結果になってしまった。

今回の1席単価200円のネタは次の通り。
小町
真田小僧
味噌蔵
中村仲蔵
次の御用日
こうやってみると悪いネタ並びやないねんけどな・・・。

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by furomikan | 2012-09-18 22:13 | 落語 | Comments(0)

温泉百万石(大阪市東住吉区住道矢田)

去年の11月、中島盛夫氏の銭湯のペンキ絵公開制作イベントがあった日の帰りに入りにいったのが東住吉区のこの温泉百万石。
「加賀百万石」を思わせるたいそうな屋号であるが、ここは町の普通の銭湯である。
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質素で清潔な様子の玄関。
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御影石の大きな湯船が深・浅と簡潔に並んでいる浴室。
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各カランごとにいちいち鏡を配備しないイサギの良い洗い場。
(ビゲ剃りの時は上の写真に写っている高い位置にある鏡を使う。)
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気持ちのいい湯上りを促す水鉢。
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当然のように大衆演劇のポスターを貼り続ける脱衣場。
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全く独特な雰囲気を作り出している、脱衣場ロッカーの下部に備わるガラスケース。
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皆さんにも体験してもらいたかったが、この7月に廃業したという。

バイバイ、温泉百万石。
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by furomikan | 2012-09-10 07:35 | 銭湯 | Comments(1)

大森ふるさとの浜辺公園

今朝からの降ったり止んだりの天気の中、ずっと部屋で読書していたら疲れてきた。
地図を見ると近くに良さそうな公園があったので自転車で来てみたら気持ちのいいとこだった。
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by furomikan | 2012-09-02 17:16 | 自転車 | Comments(0)

東京銭湯三國志

笠原 五夫 (著)
★★★☆☆
内容紹介
東京の銭湯業界が北陸3県―新潟、富山、石川の出身者で大多数占められているのをご存じだろうか。東京の銭湯業界はこの3県出身者の“志”で支えられてきた。「業界に伝わる伝承を2代目、3代目に説くのも古い時代を知る創業者の務め」と諭され一念発起、新宿松の湯主人が書き下ろした戦後の銭湯受難時代とそこからの復興、業界を彩る親分・子分・兄弟分が繰り広げる愉快な奮闘記。

内容紹介にもある通り銭湯業の後継者向けに書かれた内容のため、情報の深度が深すぎた。
ただ、昔の様子がいろいろと描写されていて、著者によるたくさんの絵もあり、その部分は面白く読めた。
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by furomikan | 2012-09-01 08:15 | 読書雑記 | Comments(0)