勝五郎の読書雑記

<   2012年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧

京都サイクリング

七条にあるイマムラ総業という肉屋さんのすごく美味しいコロッケを買いに京都へ出かけた。
京都駅で降りては近すぎるので、ちょっと遠くの駅から自転車を漕いで行こうと考え、せっかくなのでメッチャ朝早くに起きて7時半頃に園部駅に到着。
d0188185_1132280.jpg

走り始めて13kmほどの所で見かけた多治神社。小用を足そうと思ったが冬季は水道が凍るためお手洗いが閉鎖されていたので我慢する。
小さな茅葺きの東屋は絵馬殿っていうのかな?なかなか味のある小屋でこの背後にある桜だけが花をつけていた。
d0188185_16593177.jpg
屋根が完全に地面化している。
d0188185_1705055.jpg

更に3kmほど進んだ所にあった南丹市立五ヶ荘小学校の木造の体育館。
5人の子が卒業したのだろうか「ご卒業おめでとうございます」の文字と5人の絵。
d0188185_1771285.jpg
d0188185_1773575.jpg
当たり前だがここの便所も閉じられていた。

徐々に気温が上がってきて寒気がしなくなったのでウインドブレイカーを脱ごうと停止したところで我慢しきれず自然の呼び声に応えた。
そこの地面は足元がズルズル、ヌルヌルしており、よく見るとタチバナが食えるといったイシクラゲが密生していた。
d0188185_17204470.jpg

ろくな地図を持って行かなかったのでこの案内板で進む方向を確認。
d0188185_17282450.jpg

ここを過ぎたあたりから水の美しい由良川沿いを走ることになる。
d0188185_17301334.jpg

由良川に注ぎ込む蓮如の滝を左に見つつ前進。
d0188185_1872569.jpg

走り始めて2時間半ほどで美山のかやぶきの里に到着。
非常食用にと持ってきたおにぎり1個とビスケットなどの菓子類、リポビタンDで栄養補給。結構これでお腹がふくれてしまった。
d0188185_1738524.jpg
d0188185_17382433.jpg
今度はここでの1泊を組み込んだコースで走りたいな。

かやぶきの里を過ぎると由良川の景色はより一層清々しさを増す。
d0188185_17451495.jpg
道端には残雪が多い。でも気温は18℃と自転車で走るには丁度いい。
d0188185_17432593.jpg

由良川沿いの岩から滲み出るような水とカエルの鳴き声。(動画
d0188185_1895110.jpg

この辺りを過ぎるといよいよ1つ目の峠、佐々里峠に差し掛かる。
漕いでも漕いでも坂道は続き、「このコーナーを過ぎたら峠か!」と何度思ったことか。
嫌になって自転車を漕ぎながら憎たらしい坂道をパチリと写す。
d0188185_1819293.jpg

やっと見えた佐々里峠の目印の石造りの小屋が見えた時は嬉しかった。
一度も自転車を下りずに到達できてよかった。
d0188185_18223328.jpg
桜が満開なら最高の場所となる小屋の中で、持ってきたビスケットやこんにゃく畑などを貪り食い、峠の下りに備えてウインドブレーカーを再着用。
d0188185_18411573.jpg
ウインドブレーカーを着てなかったら凍えそうな冷気の中をブレーキを効かせて軽快に下る。せっかく獲得した位置エネルギーをブレーキで消費することが悔しくてならない。そしてもう一つ峠が待っていることを思いうんざりする。

この辺りの道の脇にはさらに多くの雪が残っていた。
d0188185_23172585.jpg

この次に控える花脊峠はさっきの佐々里峠よりも標高が高く769mもあるので恐々としていたら案外あっさりと越えられた。
この峠から鞍馬へは約6km。急な坂で、再び位置エネルギーとブレーキシューを無駄に浪費する。
鞍馬で左折してすぐ左側にある杉々堂(さんさんどう)で名物よもぎだんご110円を買い、熱いお茶を出してもらって食べた。
メッチャ旨い。食べたことのないこちらも名物の山椒餅も食べたら良かった。
d0188185_22545642.jpg

南丹市から走ってきて佐々里峠を過ぎたら京都市左京区。
(しかし左京区って北区よりも北まで伸びててアホみたいにデカイな。今はじめて知った。 ※右京区は7年前に京北町を飲み込んで更にデカイ。)
その左京区に入ってから民主党の前原誠司氏のポスターに対抗して貼られている自民党のポスターはこの人。
何かこの人知ってるような気がする。
d0188185_2344214.jpg

あとはお風呂に入って、最終目的のイマムラ総業のコロッケを買うだけだ。
選んだ銭湯は上京区上長者町通にある長者湯。
たくさん走った後のお風呂は実に実に気持ちよく幸せになる。
d0188185_2303351.jpg

美しく愛想のいいオカミさんに別れを告げ南へ下がる。
中央市場の島原西門碑近くにある枝垂れ桜は満開だった。
d0188185_23134458.jpg

島原大門の前の道を七条まで下がったところにあるイマムラ総業でコロッケ10個を購入し、京都駅から輪行して大阪へ帰った。
d0188185_2319330.jpgd0188185_23192256.jpg

今回走った道
[PR]
by furomikan | 2012-03-30 23:58 | 自転車 | Comments(0)

街路樹の夏みかん

前から気になっていた街路樹の夏みかんをやっと獲得した。
d0188185_19404629.jpg

飛び上がって採れる範囲の夏みかんは既にない。
ひとりではとても恥ずかしくて取り組むことができないが、今日は一番下の息子が一緒にいたので今しかないと思い息子に「肩車したるから、あれ採って」と言うと意外なことに息子にきっぱりと断られた。思わぬ反応に最初は冗談かと思い、何度も頼んだが、いよいよ強く拒否されて本当に嫌がっているのだと分かった。
でもまだ息子がそばにいて、一人の時よりは恥ずかしさも少ないと思い一気に直球勝負。
枝に手をかけて登って行って、結構つらい姿勢で必死に手を伸ばして1個もぎ取る。

左手は枝、右手に夏みかん。
右手で枝を持ち直さないと下に降りられない。どうにか突破口を見出そうとツライ姿勢のまま次の動きを模索していたが、ニッチもサッチも行かないのでもう右手の夏みかんを手放すしかないなと思うか思わないかの瞬間に左手の握力が尽き落下。案外高くはなく無事に着地したが、同時に舞い上がっていた夏みかんが頭上に落ちてきて道路に転がっていった。
枝に引っかかったユニクロのフリースの袖が少し破け、顔と掌にカスリ傷、もうひとつの掌に木の枝の突き刺さりでできた穴ボコ。で、息子は親の醜態に恥ずかしさと怒りが加わって、もう激怒状態。

こうして手に入れた夏みかんがこれ。
d0188185_2129469.jpg
d0188185_212935100.jpg

もっと木に付けたままにしておいた方が良かったかな?
瑞々しかったけど、だいぶん酸っぱく、ほろ苦い夏みかんだった。
[PR]
by furomikan | 2012-03-29 21:42 | その他 | Comments(0)

松江湯(和歌山市)

去年の7月、知人に教えてもらった和歌山市にある古い銭湯・松江湯へ行こうかと思い、念のため和歌山県公衆浴場業生活衛生同業組合に今日営業しているかどうか確認しようと電話をしたら、「ああ、あそこはやめはりました。先月ぐらいやと思います」との衝撃情報。

残念・・・。
知人にもらった写真だけアップしておこう。
d0188185_16205471.jpg
d0188185_16211594.jpg
d0188185_16212952.jpg
d0188185_16214596.jpg
[PR]
by furomikan | 2012-03-29 16:21 | 銭湯 | Comments(2)

ARAYA MuddyFox

妻が友人から譲り受けたとても古いマウンテンバイク、新家工業のMuddyFox。
何年か前にもらったときにタイヤを交換し、ブレーキの調整などしてもらって機嫌よく乗っていたが、去年の秋にリアディレイラーのシフターが不具合になり、そのままにしていたのをいつもの自転車屋さんに持って行った。
d0188185_9394326.jpg

私の友人は実に器用に子ども用自転車を自分でいろいろと修繕・改良していて(初心者による少年用自転車の改造日記)、その行為がとてもカッコいいが、自分がするとなるととても面倒くさいので、今回は丸投げで故障したシフターの他、ブレーキ回りもまとめて交換してもらうことにした。部品を取り寄せるまで1週間くらいかかるようだ。

夕方からは中学生の娘がやっているの吹奏楽部の演奏会を楽しんだ。
清志郎から教えてもらったオーティス・レディング。そのホーンセクションに憧れて私も高校の時に半年ほど吹奏楽部に入ってサックスを吹いていたことがあり、その時は吹奏楽部のことを「ブラバン」といっていたのに、今は「吹部(すいぶ)」って言うんやね。
d0188185_1003649.jpg
[PR]
by furomikan | 2012-03-28 23:59 | 自転車 | Comments(0)

晩ご飯

今日も会社の休みを取っているので、妻にほめてもらおうという魂胆で晩ご飯を作ってみると宣言したのが失敗だった。
魚料理にしようと伝法の魚やさんへ。
d0188185_20195471.jpg

漠然とサバの味噌煮にしようと思っていたら、ちょうどサバがあったので2尾購入。
d0188185_20224721.jpg

3枚におろしてもらっていると、「この辺にある日の出市場ってどっちの方ですか・・・?」という50-60歳くらいのご夫婦が店先に来られた。
ヒマでその場所を知っている私は案内を申し出ておふたりを廃墟寸前のその市場へお連れした。下記はその帰りに見かけた天理教分教会に掲げられていた教え。なかなかエエこと言ってる。
d0188185_20394064.jpg


自宅に戻り、ウェブでいろいろと作り方を見てこしらえたが、全然美味しそうに作れなかった。
d0188185_20442842.jpg

サバの味噌煮万願寺添え
d0188185_20454282.jpg

3枚におろした残りのアラでネギと葛切り入りのあら汁も作成。
子ども達の評判はイマイチだったが、それよりもショックなのはパートにでている妻の帰りを待っていたのに、その妻から「社長にご馳走になって帰ります」というメールが来たこと。
サヨナラ!
[PR]
by furomikan | 2012-03-27 20:53 | その他 | Comments(0)

幸福温泉(神戸市東灘区青木)

春休みの小5の息子と山登りに出かけた。
高校生・中学生の上のふたりの子ども達は父親からの山登りの誘いの中にある欺瞞性を鋭く感じ取り、またそれぞれのクラブ活動にも忙しいため決して着いてこないが、末の息子は低予算で心から楽しめるこの山登りの行楽に何とか付いてきてくれてとてもかわいい。

という訳で朝10時前に阪急芦屋川駅に到着し、芦屋川駅から高座の滝、風吹岩で折り返す芦屋ロックガーデンのコースを目指す。(写真クリックで拡大。緑色の線のコース)
d0188185_9351290.jpgd0188185_935278.jpg

高座の滝で一服し、常連の方にロックガーデンのコースについての話を伺い、岩場を目指す。
d0188185_1091414.jpg
最近は数か少なくなってきたというイノシシにも無事に出会えて息子も喜ぶ。
d0188185_10105237.jpg
カッパドキア風の奇岩の上で11時過ぎにおにぎりを食べ、その後、風吹岩へ着いた時には少し雪が降ってきた。
d0188185_10161726.jpgd0188185_10163078.jpg

下山して阪神青木の銭湯を目指す途中別の銭湯も見かけた。第2日の出湯。
d0188185_10185252.jpg

目指す幸福温泉にはちょうど暖簾の出る午後2時前に到着。
この日は26日の風呂の日で70才以上の人は半額の205円で入浴できるということで、下の写真を撮った後ぞくぞくとご高齢の皆さんが集まってきた。
d0188185_10231233.jpg

両掌を大きくパーにして、すべての指の第一関節の部分だけをそれぞれピッタリとくっつけたまま掌をワシワシと広げたりすぼめたり何度も無心に繰り返していると、突然指と指の間に1枚のガラスがピシッと挟まっているような感覚になることを息子に教えたら、無事その感覚を感じ取れたといってニコニコ笑ってくれた。

雪が降るような寒い気候の中、息子とそんなことをしながら気持ちのいい露天風呂と、大きく見応えのあるタイル絵、そして非常に大きな天井の湯気抜きの構造を存分に楽しんだ。

昨日の出世温泉に続き、この銭湯にも小学生の集団が6人ほど入って来ており、嬉しくなった。
d0188185_10254191.jpg

出世して、幸福になろう。
[PR]
by furomikan | 2012-03-26 23:59 | 銭湯 | Comments(0)

出世温泉(大阪市北区大淀中)

廃業しているという情報があったが、最近そうではなかったということが判り、さっそく出世温泉に行ってきた。
d0188185_17531618.jpg

前が公園という気持ちのいい立地。番台には若いオカミさんが座っていてちょっと照れる。

源ヶ橋温泉風の幅の広い御影石の腰掛け台が美しく、左側の座り洗い場に敷いている石もいい。
露天風呂が右奥にあり、これが明るく気持ちがいい。ただ、ライオンの口から出る湯量が多いため音がうるさく、安っぽい黄緑色のバスクリンが入っている点が気に入らない。でもライオンの上の三角部分は乾いていて、本とタオルが置きやすく、立派に読書湯の体をなしていた。

たっぷり読書を済ませて脱衣場へ出ると入れ替わりに元気な小学生4人が浴室へ賑やかに入っていった。そのまま常連になっていってくれよ!
脱衣場のテレビでは優勝決定戦の白鵬対鶴竜の一戦。鶴竜は土俵際でかなり踏ん張ったが、結局上手投げで優勝を逃した。

さあ、家に帰って晩ご飯を食べよう。
d0188185_17535241.jpg
[PR]
by furomikan | 2012-03-25 23:59 | 銭湯 | Comments(0)

海嶺

三浦 綾子 (著)
★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
知多半島にある小野浦から、千石船宝順丸が出航したのは天保三年(1832年)のことであった。乗組員は船頭、重右衛門、舵取岩松、そして炊の久吉、音吉ら十四名である。だが彼らは江戸にむかう途中、遠州灘ではげしい嵐にあい難破してしまう。一年二か月後、奇蹟的に生き残った豪胆な岩松、明朗活発な久吉、優しい心の音吉の三人は北アメリカに漂着する。が、彼らには想像を越えた数奇な運命が待っていた!生きていくことは何かを問う、魂を揺さぶる時代巨編。

今年の1月に実施した「関西てくてく銭湯」の此花ツアーの下見の時に立ち寄った此花区の鴉宮。そこで祀られていた船玉様(航海の安全を守る神様)を見た時に同行の松本さんがこの本を紹介してくれた。

三浦綾子さんの本は30年くらい前に読んだ「塩狩峠」以来。
実話を元にしているとはいえ、かなりフィクションの部分も多い。しかしそれ故この小説の登場人物がすごく魅力的に描かれていて読んでいて実に楽しい。特に北米に流れ着いた3人のうちの年長者岩松(後に岩吉)がかなり渋い。もう一人、私と同じ名前である炊頭の勝五郎もいい味を出している。また「舵取りさん」「舵取りさん」と岩松を呼ぶ主人公の音吉もかわいい。

強烈に面白い漂流小説、吉村昭氏の「漂流」と比べると、この海嶺では次のような違いがある。
 (1) 食料がある
 (2) 遭難した人数が多い
 (3) 外国に流れ着く(キリスト教との関わりがある)
 (4) (結末) ※具体的には書かない

しかしなんとも切ない話である。
d0188185_941108.jpgd0188185_9412575.jpgd0188185_9414048.jpg
[PR]
by furomikan | 2012-03-25 20:20 | 読書雑記 | Comments(0)

新淀川温泉(大阪市福島区海老江)2

久しぶりに福島区にあるお気に入りの読書湯、新淀川温泉へ。

うすうす気づいてはいたが、ここの脱衣場のロッカーの鍵のゴムは長いものが多い。
一番長いのはこの黄色いゴムの9番。わりかし長いでしょ。
d0188185_214178.jpg

11番も結構長い。このゴムは白い。
この下の写真の21番の奥の25番の緑のゴムも長い。
d0188185_2143376.jpg

ゴムの短いのもある。21番。
上の写真の緑の札が付いていない赤いゴムの20番も短い。
d0188185_215165.jpg

私はロッカーの鍵を足首に付けるので、この3番くらいの長さが丁度いい。
ロッカーの鍵界のエリート。輪の形も美しい。さすが3番長島である。
私が使用する前、ゴムは既に濡れていた。さっき入り口ですれ違った先客が使っていたに違いない。
d0188185_2171648.jpg


次は男湯側だけにある下足箱の鍵
ゴムの色は桃色。
d0188185_21254138.jpg

長いものばかりじゃないが、この37番、やはり伸びきって長い。
[PR]
by furomikan | 2012-03-20 21:07 | 銭湯 | Comments(0)

ゴマの洋品店

公文 健太郎 (著, 写真)
★★★☆☆
内容紹介
ネパールの街、バネパを舞台にしたフォトエッセイ。農村から街へお嫁にいった少女、ゴマを追いかけていっしょに街へと出た著者が、ゴマの洋品店にあつまる人びとの姿をえがく。謎のお茶屋さん、プラム売りのおばさんたち、料理屋のなかよし兄妹、鳩を追う少年……。変わりゆくネパールの街で、力強く生きる人々の姿があたたかい視点で描かれる。

ネパールの人も日本人は同じだ。平安時代の人も明治時代の人も現代人と同じだ。
みんな親を気遣い、妻子を愛し、友人を誇りに思いながら一所懸命に生きる。

東日本大震災から今日で一年。
一所懸命に生きようと思う。
d0188185_11171448.jpg
[PR]
by furomikan | 2012-03-11 11:18 | 読書雑記 | Comments(0)