勝五郎の読書雑記

<   2011年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

ロードバイク熱中生活

下野 康史 (著)
★★★☆☆
内容紹介
気鋭の自動車評論家はなぜ、自転車にのめりこんだのか。
禁煙と肥満予防のために始めたスポーツ自転車=ロードバイク。いいモノを所有し、操る魅力は自動車も自転車も変わらない!
しかし、こちらが頼れるるエンジンは自分の足。
ご近所散策から日本横断レースまで、走りに走り抜いた著者が教える、ロードバイクにのめり込む方

明治大学の自転車部OBを中心に運営されている、東京都八王子市の高尾山口駅から新潟県の糸魚川までの292キロを、制限時間内に走破することを目指すサイクリング大会「東京-糸魚川ファストラン」に14回も挑戦してきたという著者は自動車ライターながら、どんどん自転車に嵌っていってる人。現在55歳。

前にozunu13さんのブログで米国ポートランドの会社が作っている木製のロードバイクの記事があったが、この本にも木製のロードバイクが紹介されていた。
d0188185_23243771.jpg

江戸時代から続く東京の船大工の八代目の佐野末四郎(さのすえしろう)氏が作るSANOMAGICがそれ。
ガシガシ走っている映像がYoutubeで見られる

この本の著者が製作者の佐野氏に「しかし、木製じゃ雨に濡れたらマズイのでは?」と聞いたのは全くの愚問だったそうだ。
船の材料で耐候性に優れたマホガニーは水にはめっぽう強く、狂いが来ないし、痩せない。しかも軽いらしい。
スーパーレコードで組んだ完成車は7キログラム台前半のものもあるらしい。年産3台で値段は200万円やて。
d0188185_23294315.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-29 22:50 | 読書雑記 | Comments(2)

葉村温泉(大阪市北区中崎西)

梅田に出たついでに前から気になっていた北区の葉村温泉を見つけるため中崎町辺りをウロウロする。

中崎商店街あたりで銭湯の雰囲気がプンプンしたので特に注意してキョロキョロしていると商店街を曲がったところに銭湯を見つけたが、目的ではない常盤湯だった。行ったことがないが今回は抹消。

近くの商店のおばあさんに近くにある常盤湯でない別の銭湯を教えてもらうと着いた先はJR天満駅近くのクラブ温泉。
「大阪一天井の高い」お風呂屋さんらしく面白い造りだが、ここは入ったことがあるのでパス。
中崎商店街から離れて都島通の北側を探す。

古い建物の多く路地だらけのこのあたりは「ヤング」の人気徘徊地となっているのか、若い人が多かった。
路地をグルグル回ってやっと葉村温泉を発見。
d0188185_18564813.jpg
室内の浴槽と露天風呂と水風呂のローテーションを気が済むまで繰り返し、アホみたいな顔をして銭湯を出る。

風呂上りにもう一度路地をうろついて、「古い物好きな人どうぞ」という札のある昭和のオモチャを集めた店に入ってみた。
d0188185_19113749.jpg

大阪の人ではないような感じの女性店主に「店の中の写真撮っていいですか?」と聞くと「ええ、どうぞ好きなだけ」と快く応えてくれた。「でもね、断りなしに写真を撮る人には私怒るんです。写真撮る前に一言声掛けてくれたらどうですかって」とも。

小さな店内には私の欲しいものはなかったが、感じのいい店だった。(右上は後藤散風邪薬の三遊亭圓右)
d0188185_19194418.jpg
d0188185_19225732.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-28 18:57 | 落語 | Comments(0)

深井中央温泉(堺市中区深井北町)

深井中央温泉の釜に薪(廃材)を入れる機会があり、嬉しそうな顔をして参加してきた。
滋賀県から親子で来られた方や、倉敷からこのために来られた方もいた。
d0188185_21272362.jpg
見えているこの廃材で夏場はおおかた2週間ほど持つとご主人が言っておられた。
d0188185_21451496.jpg
阪神淡路大震災の時にヒビが入って鉄板を巻いて補強している煙突は触っても熱くなかった。
d0188185_21355331.jpg
汲み上げた井戸水を薪の炎で80~90度くらいに温め、それをまた常温の井戸水とブレンドして40度(冬場は42度)くらいにして湯船に流しこむ。
d0188185_21374073.jpg
d0188185_22123670.jpg
d0188185_22162311.jpg
風呂上りは淡路島・福良の手延べ素麺をネギ・生姜・大葉・茗荷・スダチなどのたっぷりの薬味と一緒に出していただき、初めてお会いした銭湯好きの皆さんとともにビールも進んだ。
入浴料・淡路島素麺の他に牛乳石鹸赤箱1個・クリスタルガイザー1本にオマケのゴミ袋10枚が付いて、参加費はなんとたったの780円。
主催者の皆さんが素麺作りなどの裏仕事をされて、湯船に浸かる暇もない状況がとても気の毒だった。
皆さんありがとうございました!
d0188185_223349.jpg
あとで知ったが、この銭湯のおかみさんは自転車乗りだった。お話をすればよかった・・・。d0188185_22125974.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-27 22:17 | 銭湯 | Comments(2)

吉村昭歴史小説集成〈4〉 ~落日の宴・黒船・洋船建造・敵討~

吉村 昭 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
勘定奉行川路聖謨、通詞堀達之助。異国船の迫る幕末激動期に、第一線で誇り高く国を守り導いた先人たち。

読んだのは4つの作品(落日の宴・黒船・洋船建造・敵討)のうちの「洋船建造」だけ。

この夏の伊豆~富士旅行の2日目の朝に戸田(へだ)浦の岬でたまたま見たロシアのディアナ号の錨に関連する物語。
歴史教科書では出てこない、歴史全体のなかでは取るに足りないような事件でも、こうして取り上げられたものを読んでみると実に様々な事実が積み重なって、歴史のひとつ一つの分子になっているのがわかる。

沈没してしまったディアナ号にはロシア人乗組員が500名弱いたが、アメリカの商船フート号に交渉してその内の159人をロシアに運んでもらった。
その間、フート号の船長は自分の妻ら3人の女性を含む11人を無断で下田に上陸させ、そのせいで下田は大騒ぎになったそうだ。日米和親条約によって開港したといえども、下田・函館に上陸してもいいと言われていたのは成人男性だけに限られていたからだ。女性のうちの一人はすごく別嬪で「この婦人、容貌美麗、丹花の唇、白雪の膚、衆人目を驚かし、魂を飛ばす」という記録が残っているという。ははは、面白い!

沈没したディアナ号の船体から見つかった別の洋船の設計図をもとにロシア人の士官たちが基本の設計図を書き、日本の船大工の高度に洗練された技術の助けを得て日本初の洋船「ヘダ号」が完成した。無事に残りのロシア人たちを帰国させた(残りの一部は別の船で)後、約束通りにヘダ号は日本に戻され、明治になって五稜郭の戦いにも動員されたあと人知れず朽ちたらしい。
d0188185_22154261.jpg
d0188185_22542184.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-23 22:47 | 読書雑記 | Comments(0)

大東京ぐるぐる自転車

伊藤 礼 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
喜寿でもハシル自転車。マウンテンバイク、折りたたみ自転車、買い物自転車、7台の自転車総動員。「銀輪の翁」伊藤礼老の大東京巡察記。世相、民情、歴史に目を光らせて今日もハシル痛快・極上のユーモア自転車エッセイ。

天ぷら蕎麦のくだりには笑ってしまったが、今回の本は出撃範囲が東京限定で、しかもかなり地元の詳細な話題が多かったので今までのようには楽しめなかった。

70歳になる前に自転車に乗り始めて10年ほど経っているというが、転倒の回数が多いような気がする。
今は心臓のペースメーカーも装着させておられるとのことなので、気をつけて元気に乗り続けられることを願っています。
d0188185_17122390.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-21 17:13 | 読書雑記 | Comments(0)

ブラック・ジャック (4)・(7)・(8)・(9)・(10)・(11)・(12)・(16)・(17)

手塚 治虫 (著)
★★★★★

ブラック・ジャック (1)・(2)・(3)・(13)・(14)・(15)の項目で書いた通りだ。
「よくも少年チャンピオンに週1回のペースでこれほどの高品質なマンガを書き続けられたなと感心する」と深く感じる。

全巻通して読むと、読んだことのないと思われる回もいくつかあった。
ブラック・ジャックが銭湯好きだとは知らなかったし、ブラック・ジャックのお父さんや妹が出てくるとは思わなかった。
ブラック・ジャックのあの丘の上の一軒家についてのエピソードがあったのはなんとなく覚えているが、最後にあの家が吹っ飛ぶのは覚えていない。
d0188185_22423460.jpgd0188185_22424953.jpgd0188185_2243324.jpgd0188185_22431842.jpgd0188185_22432710.jpgd0188185_22433948.jpgd0188185_22434756.jpgd0188185_22435786.jpgd0188185_224493.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-20 22:54 | 読書雑記 | Comments(0)

楽々湯(大阪市生野区桃谷)

今日は休みだ。
リメイクされたアジア版『ゴースト もういちど抱きしめたい』に出ていたソン・スンホンを見て韓流ドラマにはまった中2の娘の要請で、妻と3人でJR鶴橋駅で降りて鶴橋界隈を彷徨いた。

突然現れた銭湯「鶴橋温泉」の佇まいにかなり動揺した。
午後からの営業を控えている状態のように見えるが確かここは廃業しているはずと思って斜向かいの店の人に確認したらやはり3年くらい前に廃業していると聞き心の落胆が確定した。
d0188185_2317710.jpg

昼食後、生野コリアンタウン(御幸通り商店街)で娘が入った韓流アイドルショップの店内の壁紙に黒田征太郎の直描きのイラストがあって嬉しかった。
d0188185_23293853.jpg

ウロツキが終わって桃谷駅へ向かう途中1軒の銭湯を見つけた。
桃谷駅の近くの銭湯(桃谷温泉)は前に行ったことがあるので2人と別れて楽々湯へ入る。
d0188185_23403587.jpg

さすがコリアンタウン近くの銭湯だけあり、露天風呂に浸かっていて隣の女湯から聞こえてくるのはオバチャンのハングルだ。
露天風呂の他にも無料サウナやアスレチックコーナー(!)、激烈な勢いの打たせ湯などで体の軸が抜けるほどリラックスできたが、盗まれないようにと軽石の下に置いていた裸のままの石鹸を盗られて今日二度目の落胆をした。
しかし、その後、盗られて落胆している私の様子を見て「これ使いや」と石鹸を貸してくれたオッチャンに救われた。

銭湯を出たら、まだ夕方の日差しが強かったが、風呂上りでメッチャ気分がよかったので、缶ビール片手にもうひと駅隣の寺田町まで歩いた。
[PR]
by furomikan | 2011-08-16 23:59 | 銭湯 | Comments(0)

舞洲

今朝、舞洲を自転車で走っていると巨大なステージがあった。
サマーソニックだろうかと思って帰って調べてみるとやはりそうだった。
おかげで舞洲緑道からシーサイドプロムナードへ通るゲートが2箇所とも閉じられていて、シーサイドプロムナードへ行けなかった。

日中はエアコンの効いた自宅でBSシネマで録っておいた日本映画を2本見た。
「裸の島」(新藤兼人監督/1960年)・・・尾道近くの孤島で暮らす一家の不自由を描く全編セリフなしの異色映画。殿山泰司がカッコいい。
「仇討」(今井正監督/1964年)・・・不条理な死を迫られる下級武士の物語。錦之助がシブい。石立鉄男が若い。

「仇討」を見た後、無性に小林正樹監督「切腹」をまた見たくなったが、これは三池崇史監督の「一命」でリメイクされるようだ。
d0188185_2342922.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-14 23:04 | 自転車 | Comments(0)

三陸海岸大津波

吉村 昭 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
明治29年、昭和8年、そして昭和35年。青森・岩手・宮城の三県にわたる三陸沿岸は三たび大津波に襲われ、人々に悲劇をもたらした。大津波はどのようにやってきたか、生死を分けたのは何だったのか―前兆、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現した震撼の書。

明治29年や昭和8年の地震の前にはマグロやアジなどの大量が続いたり、井戸の水位低下や濁りが起きたりと分かりやすい予兆があったが、今回はどうっだたのか?

本を読むと田老や女川、宮古、釜石、大槌など今回の地震と全く同じ町が大きく被災している。
しかし何十年かに1回しか来ないような天災に備えて漁業に不便な山の上の土地に住むことなどできないという。
吉村昭氏は徐々に津波被害を人間が克服していけていると結んでいるが、その予測が外れたのは残念だ。
しかも本書では全く触れられていない原発問題が今回は重くのしかかっている。
d0188185_22452596.jpg
[PR]
by furomikan | 2011-08-12 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

パンク

近頃、頻繁にパンク修理(または同様の作業)をしている。
5月4日に淀川沿いでパンク
② 6月頃、会社に駐輪していたら何故か後輪がパンク
7月の伊豆・富士旅行の初日に後輪がパンク
④ 上記パンクの直後に再び後輪パンク
⑤ 7月末、後輪タイヤ交換
⑥ 同じく前輪タイヤ交換
⑦ 上記交換作業完了中にタイヤレバーによりチューブを破損しパンク修理
⑧ さらに上記作業完了後にバルブ脚元に劣化による裂けがあることが発覚しチューブ交換
⑨ 8月11日、再び会社駐輪中に後輪がパンク

ということで4ヵ月ほどの間に9回もパンク修理(または同様)の作業をしたので、随分この作業に親しんだ。
⑨の日は⑦みたいな失敗を防ぐために金属製のタイヤレバーからプラスチック製に替えようと思い、会社帰りにY'sRoad大阪店に向かう直前にパンクが発覚し、会社に自転車を止めて徒歩5分のY'sRoadに行ってマルニのタイヤレバーを購入してパンク修理作業をした。(金属製よりもちょっと使いやすいかな?)

しかし②と⑨の会社駐輪場でのパンクには不審なものを感じる。
[PR]
by furomikan | 2011-08-11 23:59 | 自転車 | Comments(0)