勝五郎の読書雑記

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ヒルクライマー宣言 自転車で山に登る人

高千穂 遙 (著)
★★★☆☆

「坂バカ」とか言って喜んでいる人のことを全く理解できないでいたが、先日、短いながらも自転車で山を登ってみて、高千穂氏の書いていることが少し理解できた。
まだまだ積極的にヒルクライマーになりたいとは思わないが、登りきった時や坂を下るときのことを思うと、「坂=イヤなもの」とは思わなくなった。イヤやけど。
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by furomikan | 2010-07-30 09:15 | 読書雑記 | Comments(0)

旅用自転車 ランドナー読本

平野 勝之 (著), 自転車人編集部 (編集)
★★★☆☆

あとがきにも書かれているとおり『ランドナー読本』というよりも『ツーリング車読本』。
博物館から出してきたような諸先輩方のランドナーやスポルティフ、キャンピング車などの紹介から始まり、88才の自転車乗りのおじいさんとその自転車、日本を800日間27000km走ったサイクル野郎とその自転車、スパイクタイヤをつけて厳冬期の北海道を旅する著者とその自転車など、豊富な写真とともに楽しめたが、理解できいない単語・文章も出てきて少し困惑した。
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by furomikan | 2010-07-24 10:24 | 読書雑記 | Comments(0)

ものぐさ自転車の悦楽 折りたたみ自転車(フォールディングバイク)で始める新しき日々

疋田 智 (著)
★★★★☆

疋田さんは『自転車ツーキニスト』や『自転車の安全鉄則』などにも書かれているように、自転車乗りの「義務と権利」を訴え続けており、本書でも端々にそのことが記載されている。ほぼ全く賛成でき、こういう啓蒙活動は今後も頑張って欲しいですね。

しかしこの本のメインテーマはそんなことではなく、スポーツ折りたたみ自転車についての賞賛である。但し雑誌の懸賞プレゼントなどに出てくるような安物ではなく、そうした自転車とは一線を画したちゃんとしたフォールディングバイク(本書では特にブロンプトン/r&m BD-1/Dahonの3つ)について熱く語っている。

文章はいつもどおり上滑り気味ではあるが、再三でてくるエコエコアザラク(黒井ミサ)ネタにはついに不覚にも笑ってしまった。
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by furomikan | 2010-07-21 22:45 | 読書雑記 | Comments(0)

自転車とろろん銭湯記

疋田 智 (著), 町田 忍 (著)
★★☆☆☆

自転車はあまり関係なく、ほぼ銭湯の話。
疋田さんはもともと文章自体に面白味がなく、本書で書かれている体験自体も特に面白い訳でもないので、あまり面白くなかった。ただ東京の銭湯には行きたくなった。特に黒い地下水を汲み上げたという黒い温泉へ。
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by furomikan | 2010-07-18 17:46 | 読書雑記 | Comments(0)

お父やんとオジさん

伊集院 静 (著)
★★★★☆

伊集院静という名前は知っていたが、本は初めて読んだ。
連載時のタイトル(ボクのおじさん)も単行本になってからのタイトルもどちらもイマイチだが、タイトルから予想もできない、苛烈な状況下での家族愛の物語は面白かった。

何といっても"お父やん"たる宗次郎の無骨で優しいキャラクターがよく、その彼を支える"シミゲン"こと権三さんがまたカッコいい。
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by furomikan | 2010-07-17 01:18 | 読書雑記 | Comments(0)

忌野清志郎が聴こえる 愛しあってるかい

神山 典士 (著)
★★★★☆

僕の大好きな忌野清志郎の主に高校時代~70年後半の不遇時代について、清志郎の死後から取材し始めたライターが書いた本。

清志郎の作曲者としてのクレジット「肝沢幅一」が沢田研二に由来していること、渋谷「屋根裏」の共同経営者の一人が当時NHKの現役ディレクターで、番組「ヤングミュージックショー」の放送用に取り寄せたフィルムをビデオにダビングし、それを「屋根裏」で自由に見ることができた清志郎がオーティスの動く映像を見て天啓を得たこと、従兄弟の結婚式で清志郎が「僕の歌は失恋を歌った作品が多くて結婚式に相応しい歌はあんまりないんですが」と断りながら『君が僕を知ってる』・『宝くじは買わない』・『体操しようよ』・『雨上がりの夜空に』の4曲を歌ったことなど、初めて聞いてふ~んと思ったことがいくつかあった。

1978年9月17日、中学から続けてきた長髪をバッサリ切り、「屋根裏」の女性スタッフに「化粧して欲しいんだけど・・・」といって楽屋で化粧をしてもらっている時の凛々しい清志郎の白黒写真にもハッとした。

3才で実母を亡くしたあと養父母に育てられた清志郎がその養父母の死後に、実母の残した日記や俳句、レコード店で吹き込んだという童謡などの録音音源に出会ったあたりの記述を、お昼の弁当を食べ、RCサクセションの『涙でいっぱい』をipodで聞きながら読んでいた僕の目は涙でいっぱいになった。
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by furomikan | 2010-07-10 09:41 | 読書雑記 | Comments(0)

学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史〈上〉1492-1901年

ハワード ジン (著), レベッカ ステフォフ (著), 鳥見 真生 (翻訳)
★★☆☆☆

タイトルが面白そうだとつい読みたくなってくるが、内容に深い興味が持てなかった。思えば『銃・病原菌・鉄〈上巻〉』に書かれていることと似たような、欧州人がネイティブアメリカンの土地を侵略・征服するという事実などが書かれているのだが、物語になっている訳ではないので頭にスーっと入ってこない。しかし初期のアメリカでは黒人奴隷だけでなく、多くの貧困白人も辛い思いをしてきたんだとわかった。
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by furomikan | 2010-07-08 21:29 | 読書雑記 | Comments(0)

もっと声に出して笑える日本語

立川 談四楼 (著)
★★★☆☆

立川談志一門は比較的文章を書く人が多いが、談四楼さんは中でも割といい文章を書くので好きだ。逆に文章がいいと感じられないのは志らく。二人とも落語を聞いたことはないが、どうなのだろう。

今回の本は小ネタ集のようなもので、書き下ろしだという。こういう本は大概は面白くないが、笑える話がいくつかあったのでよかった。

問: 人を見下すことをことを「鼻で□□□」という。□をひらがな三文字で埋めなさい。
普通に考えると「わらう」が入るが、小学校か中学校で問題を出した時に「かくね」という答えが三割に達したという。(若者風のフラットな発音で「鼻でかくね?」)
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by furomikan | 2010-07-07 21:21 | 読書雑記 | Comments(0)

ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣

美月 あきこ (著)
★★☆☆☆

元フライトアテンダントという著者の現役時のエピソードを紹介した本。
ファーストクラスに乗る人は、目を見て挨拶する、お礼を言う、メモを取る、などいくつかの共通点があるらしい。あと顔色がいいとか。でも感心するような視点はなかった。

後半には、ビジネスクラスに乗る人は品がない(という表現は使っていなかったが)とか、さらには死期の近い人の顔を見たらわかるとか、あまり読んでいて気持ちのいい本ではなかった。
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by furomikan | 2010-07-06 20:47 | 読書雑記 | Comments(0)

銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

ジャレド ダイアモンド (著), 倉骨 彰 (翻訳)
★★☆☆☆

前半の文字と誕生と発展の章は面白かったが、その後は専門的な内容の各論が続出し、興味がついていかなかった。残念ながら後半は読み飛ばしてしまった。
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by furomikan | 2010-07-02 22:26 | 読書雑記 | Comments(0)