勝五郎の読書雑記

カテゴリ:読書雑記( 418 )

死の接吻

アイラ・レヴィン (著), 中田耕治 (翻訳)
★★★☆☆
大和高田駅からちょっと南に歩いたところにある「さざんかストリート」の古書店の前の道で売られていた1冊20円の古本。
この本と司馬遼太郎の「最後の将軍」の2冊の文庫本を購入して40円を支払おうと店内に入ったけど無人の時間帯のようで買えない。よく見ると表にある箱にお金を入れてくださいと書かれているので、その通りにしようと思ったけど、ちょうど40円がない。50円玉と100円玉しかない。5冊も買うと重いので仕方なしに50円を箱に入れた。

何の気なしに選んだ本であるがちょっと有名なミステリーのようだ。
三姉妹の末妹・真ん中・お姉さんの名前が順に3つの章の名前になっていて、可哀想に末妹の名前の章で末妹が殺される。次の真ん中のお姉さんの章になってからが徐々に面白くなっていく。
でも翻訳された文章はあんまり読んでいて気持ちが良くない。
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by furomikan | 2017-06-25 21:39 | 読書雑記 | Comments(0)

人間失格

太宰治 (著)
★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
徹底した自己破壊、人間に対する絶望…。内面の真実を探究し現代人の孤独を浮き彫りにする、最後の自伝的作品。
・人間失格
・トカトントン
・ヴィヨンの妻
・渡り鳥
・桜桃
・グッド・バイ
の六編が入った短編集で、これが人生で初めて読んだ太宰治の本。
今まで読もうとして途中でやめたこともなく、全く初めて読んだ。

自分の内臓を掻き出して人に見せつけるように自分の心の内面を文字に表しているところが凄い。

近いうちにもう一度読み返そう。
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by furomikan | 2017-06-01 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

物件探偵

乾くるみ (著)
★★★☆☆
内容紹介
不動産の間取り図には、あなたの知らない究極のミステリが潜んでいる。利回り12%の老朽マンション!? ひと りでに録画がスタートする怪現象アパート? 新幹線の座席が残置された部屋??――そんなアヤシイ物件の謎、解けますか? 『イニシエーション・ラブ』で日本中をまんまと騙した作家が、不動産に絶対欺されないコツを教えます。大家さんも間取りウォッチャーも興奮の超実用的ミステリ!
6つの物件にまつわる6つの短編ミステリー。とても気軽に読める。
マンションを買おうとしている人がこの本を読むとちょっと勉強になりそう。
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by furomikan | 2017-05-28 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

朱の丸御用船

吉村昭 (著)
★★★★☆
内容紹介
江戸末期、難破した幕府の御用船からこっそり米を奪った漁師たち。村ぐるみの犯罪は完全に隠蔽され、平和な生活は続くかに見えたが、ある日一通の書簡が村に届く――。難破船に隠されていた意外な事実が明らかになる時、想像を絶する災厄が村に襲いかかる。追い詰められた人間の破滅に向う心理に迫る長編歴史小説。
御用船の米を密売した船乗りとその残骸の漂流米を盗んだ漁師、それを暴こうとする役人の三者の物語。
吉村昭にはまだまだこんな面白い本が残ってんねんな~。
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by furomikan | 2017-04-06 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

メメントモリ・ジャーニー

メレ山メレ子 (著)
★★★★☆
内容紹介
沖縄でカニに求婚され、恐山で死後の住所を考え、ガーナでマイ棺桶を作る……
旅先で見ていたのは絶景じゃなかった
人生は、しばしば旅にたとえられる。その場合、旅の終わりは「死」ということになるのだろうか。遠く離れた土地で抱いた気持ちを文章にしていくことは、翻って自らの人生を捉え直すきっかけとなった。死を想うと、生が明滅してスパークする。突き動かされるようにして、オリジナル棺桶を作りにアフリカはガーナへ渡ったメレ山メレ子。時を同じくして手に入れた新居に、ついにポテト・コフィンがやって来た……!
メレ山メレ子が「旅と死」をテーマに綴るエッセイ、その名も『メメントモリ・ジャーニー』!
ウェブマガジン「あき地」連載時から大きな反響を読んだ人気エッセイ、満を持して書籍化!
書かれている文章が難しくて最初は読みにくかったけど、読み進めていくうちに著者が何を感じて何を書きたいのかが分かってきてどんどん面白くなってきた。
旅行先で出会った人に人生のことを持ち出されることへの不快感、なにわホネホネ団での活動、ヤギの血を浴びた足の写真とかが印象に残る。
この本せいで私はなにわホネホネ団の入団試験を受けるハメに陥ったことは本当は自分のせいなので本当に後悔していない。(Tさん、付き添ってくれてありがとう!)
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by furomikan | 2017-03-06 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

にっぽんのかわいいタイル ~昭和レトロ・モザイクタイル篇~

加藤郁美 (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
おばあちゃんの家、銭湯、映画館、角の煙草屋…昭和を彩ったなつかしいタイルの8割が、なんと4キロ四方の小さな町、岐阜県多治見市笠原町で作られていました。色とりどりのタイルを生み出した笠原町と、いまも笠原タイルを貼った建物がのこる全国の街町を訪ねます。
笠原町というピンポイントな場所で作られていたとは知らなかった。
可愛らしいタイルの数々に見惚れることウケアイ。
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by furomikan | 2017-02-22 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

ひとりブタ ~談志と生きた二十五年~

立川生志 (著)
★★★★☆
内容紹介
人生を語ってこいよ。俺がついてらあ。----立川談志(立川生志、真打昇進時口上書より)
「また一人バカが増えた! 」と談志に言われた入門から、蜜月の前座時代、二ツ目時代の確執と葛藤、苦難の真打昇進を経て、談志の死に至るまでの日々をあますところなく語る。
【目次】
第一章 入門
第二章 前座騒動記
第三章 二ツ目までの獅子奮迅
第四章 最強の二ツ目よりも大事なもの
第五章 真打へのロング&ワインディングロード
第六章 笑志から生志へ
第七章 禍福はあざなえる縄の如し
第八章 最後の師匠孝行
第九章 今を生きる
《特別寄稿》立川志の輔
立川生志さんの落語をCDで聞いたら矢鱈と面白かったから早速読んでみた。
立川流の人達は文章を書くのが上手な人が多く、この生志さんも例外ではなかった。
なっかなか真打になれないという状況のなかで苦しんでいたのは笑志さん本人だけではなく師匠の談志さんもだったようだ。
ともかく生志さんはなかなかイイ!
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by furomikan | 2017-02-20 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

落語的生活ことはじめ ~大阪下町・昭和十年体験記~

くまざわあかね (著)
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
落語作家・三十路独身、究極の「スローライフ」実践日記。アナログ生活で知った、お金で買えない人間関係、不便の豊かさ、今あるもののありがたみ、そして…。
落語の中に出てくる人物たちが当時どんな暮らしをしていたかを感じたいと思い立って、昭和10年の暮らしを1か月間実体験した若手落語作家の体験ルポ。
この人は落語作家 小佐田定雄氏のお弟子さんで、本の中でもこの師匠に恐縮しながらいろいろと世話になっている場面が描かれていた。この本を出したあと師匠の奥さんになったと知ってちょっとびっくりした。
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by furomikan | 2017-02-17 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

なぜなに日本語

関根健一 (著)
★★★☆☆
≪目次≫
この本を読むみなさんへ
第1章【語彙】 ゴ○ラと○ジラで、怪獣王誕生/将棋は「指す」、囲碁は「打つ」/何でも「やばい」は、やばい?/「滑る」と言ったら叱られた/メモらないからミスるんだ/「ナウい」はもうナウくない/「押すな」×2=大混雑/楽しい「こ」 かわいい「こ」/美しく散らす、汚らしく散らかす/「ぶる」より「らしく」/……
第2章【漢字】 「日年大人国」って何?/漢和辞典で「聞」を探す/「ページ」と呼ばないで/美しい「月」、なまぐさい「月」/点で違う!? 「専」と「博」/十才、いずれは十四歳/同じ形を三つ重ねて表すのは/似ているけれど、本物じゃない/「米」の字が意味するものは?/「農作物」も「作物」だけど/……
第3章【意味】 なぞなぞの作り方、教えましょう/赤とんぼに追っかけられて?/明けたのは去年? 今年?/「甘い」の反対、「辛い」じゃない/「ない」×「ない」=「ある」/「お菓子がない」のに「ある」って/「ちょっと」隅に置けない/永田町の動きがホワイトハウスに/「ような」「ように」で伝えるには/春見る花は何の花?/……
第4章【文法】 「違くない」はちょっと違う/「食べられますか」と聞かれたら/「知れる」の用法、知れたこと/足りないの? 足らないの?/友達を「信じる」?「信ずる」?/「せわしい」のに「せわしない」?/取ってはいけない「ない」がある/「仕方がない」と受け入れる/「長っ」何か忘れてませんか?/みんなすごく使う「すごい」/「困った」のはいつのこと?/……
第5章【表記】 「カ」と読む「ケ」は「ケ」ではない/「々」を何と呼ぶ?/つながり決める大事な点/「疑問符」いつ使う?/0、〇、零 書き方三通り/お寺の額はみんな縦書き/読み間違い防ぐ役目の送り仮名/……
第6章【発音】 「日本」の読み方 二本立て/小さくっても大きな役目/楽をして「すいません」/「にしきおり」が「にしこり」に/ナマヤラワ行は濁れない/「ごろ」が「ころ」になるとき/キツネザルはなぜ「ザ」と濁る?/イチ、ニ? ひと、ふた?/……
第7章【敬語】 もしも敬語がなかったら/子どもっぽいが、付けていいデス/「とんでもない」を丁寧に言うと/……
第8章【語源】 「師走」に師は走らなかった!?/「粉」も「蚕」も昔は「こ」/「木の実」の読み方は?/みなと、まなこ、「な」の秘密/たそがれに呼びかけて/「とうの昔」の「とう」とは?/……
日本語についての本は好きだ。
いくつか面白い項目もあり、楽しく読めた。
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by furomikan | 2017-02-10 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)

君の膵臓をたべたい

住野よる (著)
★★★★★
内容紹介
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!
図書館からやっと来たので話題作を読んだ。この著者の本は「また、同じ夢を見ていた 」に続き2冊目。

この本も結構グッと来た。
特に前半~中盤の会話のシーンが好きだった。
「君みたいな名前の小説家いるよね?」
「そうだね、どっちが思い浮かんでるのか知らないけど」
のところで、それまで勝手に「木村くん」としていた少年を「志賀龍之介」と仮定して私は読んだ。

映画化されるようですね。
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by furomikan | 2017-02-05 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)