勝五郎の読書雑記

燃えよ剣

司馬遼太郎 (著)
★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。

ひとつ前に読んだ「俄 ~浪華遊侠伝~」がスコブル面白く、ここ最近読み返している司馬遼太郎をさらにおさらいし続けるのも悪くないなと思いつつ取ったのがこの本。

これは近藤勇ではなく土方歳三の物語。
近藤勇がどう死ぬのかは覚えていたのに、土方歳三の最期は記憶に無く、その場面を読むのをひとつの楽しみに読み進んでいたが、これほどタマラン最期だったことは全く予期していなかった。

八木温泉の湯船周りの御影石の腰掛け段で思わず涙が溢れ出たのには自分でもちょっと驚いたが、よく考えると新選組は暗い暗殺者で、そんなふうに感情移入するのも勿体無いなと思った。
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by furomikan | 2016-02-11 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)