勝五郎の読書雑記

リピート

乾くるみ (著)
★★★★☆
出版社からのコメント
もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたら――。この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。誰が「リピーター」を殺しているのか?
家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とは――。ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場です。

突然見知らぬ人から「この後、◯◯分後に△△で地震が起きますよ」という電話がかかってきて、そのとおりになる・・・。
という導入部分からアッという間に物語に引きこまれていく。
その未来を予言したのは本当に未来を知っているからなのか、あるいはまた何らかのトリックがあるのか。この点がどちらなのかが明らかになるまでがまず楽しい。
私が疑問に思う点以外にもたくさんの疑問点・論点を並べて、物語をより一層論理的に進めようとする著者の姿勢が好ましい。

乾くるみの本はこれで三冊目。コンスタントに面白い。
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by furomikan | 2014-08-18 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)