勝五郎の読書雑記

亜米利加ニモ負ケズ

アーサー ビナード (著)
★★★☆☆
ガイジンだから見えるニッポンのかたち。日本にいるから気づくアメリカの不思議。言葉の壁、国境を越えよう! 知恵袋エッセイ集。テレビ、ラジオでも活躍。
日本語を愛するアメリカ人、アーサー氏。その多言語的な視点で眺めれば、世界の新鮮な姿が浮かび上がる。賢治の「雨ニモマケズ」の元ネタを発見!? “アメリカン”なラーメンの正体とは。一番好きな日本語はあのセリフ。詩のみならず、短歌や能、落語などに深く精通し、母国の暴走と日本の迷走を心配する……。溢れ出す知識とピリ辛のユーモアが好奇心を刺激する、贅沢なエッセイ集。

東京に半年いてた間、朝、ラジオでよく文化放送の「吉田照美 ソコダイジナトコ」を聞いていた。
週に一回、日本語のうまいガイジンさんがゲストで出ていて、それがこの人だった。それでこの本を読んでみたくなった。

ロサンゼルスにある映画の都ハリウッド(Hollywood)の漢字表記は「聖林」なので、ずっと「holly=聖なる」と思っていたのに、これは実は誤訳が定着しただけで、本当は「holly=ヒイラギ(柊)」、「聖なる=holy」だということをこの本を読んで知った。

軽いエッセイが中心の本の中で一つだけいい話があったのが、小学生の時の先生の話。一度も褒めてくれなかったけど、今思うと一番生徒のことをよく考えてくれていた女の先生がいたという話で、少し胸が熱くなるエピソードだった。
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by furomikan | 2014-07-06 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)