勝五郎の読書雑記

立川談志 落語の革命家(文藝別冊/KAWADE夢ムック)

内容紹介
惜しまれつつ亡くなった落語の革命家の落語観を網羅。家元の対談・鼎談、インタヴュー、咄、エッセイ、など盛りだくさん。師匠を語る弟子対談は、志の輔×談春の語り下ろし。

●目次●
【エッセイ】
山藤章二 立川談志の心を聞いた
松本尚久 立川談志、素の断片
岸田秀 談志師匠と精神分析
吉川潮 談志が愛した色物芸人

【特別対談】
立川志の輔
立川談春 全身全霊の落語家 兄弟弟子、師匠を語る。

【咄・談話・エッセイ・インタヴュー】
〈落語〉咄 落語って何ですかネ
〈生き方〉咄 人生成り行き、風次第
〈時事〉談話 敢えて、与太郎興国論
〈フレーズ〉談話 落語にはいい文句がいっぱいあります
〈日本語〉エッセイ 小田原提灯エボ沢山
〈職〉談話 好きな仕事も簡単ではない
〈歩く〉エッセイ 散歩の達人
〈師弟〉エッセイ 師匠柳家小さんの死 "死んでも葬儀には行かない"と決めていた
〈笑い〉エッセイ 笑いについて
〈江戸東京〉聞き手=高田文夫 俺の落語はイリュージョン。
〈文学〉聞き手=澤田隆治 家元、文学を語る

【咄家エッセイ】
三遊亭円楽 キザッペ談志の友情
立川志らく やりやがったな、志らく 歌のこと、映画のことなど
立川志ら乃 素の落語
立川談吉 最後の弟子が語る師匠・立川談志

【談志対談集】
中村勘九郎 銀座の夜の芸界放談
太田光 オレが「天下とっちゃえよ」と発破かけたんだよ
三谷幸喜 家元、教えてください! 「笑い」っていったい何ですか?
立川談志 一龍斎貞鳳 笑いのメーカーは苦労します
春風亭柳朝×三笑亭夢楽 40歳以上の「関白宣言」
岸田秀 文化とは 本能が壊れた人間が捏造した不自然なルール
美濃部美津子 古今亭にはかなわねぇ。
福田和也 危なすぎる時事放談

【談志偏愛小説選】
新選組の巻 船山馨 薄野心中 新選組最後の人

【資料】
原健太郎 〈ブックガイド〉立川談志が書いた本
立川談志略年譜
談志名言集
談志百八席

たっぷり一冊まるごと談志さんの本。

【咄・談話・エッセイ・インタヴュー】の章が特に面白く、あとは【談志対談集】の中の「美濃部美津子 古今亭にはかなわねぇ。」。
談志さんは古今亭志ん生さんを偏愛されていたが、その2人の息子さんである金原亭馬生さんと古今亭志ん朝さんへの評価も高かった。
美濃部美津子さんは馬生・志ん朝のお姉さん。
志ん朝さんが2001年に亡くなったとき、「悲しいというよりも悔しいという気持ちが先だった」という言葉が印象的だった。
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by furomikan | 2013-11-23 23:04 | 読書雑記 | Comments(2)
Commented by とんぼ at 2013-11-24 19:30 x
こんばんは
落語関連の読書が続きますね。
読書量に感服します。
Commented by furomikan at 2013-11-24 22:45
いえ、読書量はそんなには多くないと思いますよ~