勝五郎の読書雑記

大事なことはすべて立川談志(ししょう)に教わった

立川 談慶 (著)
★★★★★
内容(「BOOK」データベースより)
立川談志の弟子だからこそ書けた師匠の才能、鋭さ、怖さ、優しさ…

慶応大学出だから「立川談慶」。

大学卒業後、大手企業のワコールに3年間勤めてから、18番目の弟子として談志に入門。
見習いから始めて前座になるまでにかかった期間が何と1年2ヵ月。
そこで初めて落語家としての前座名をもらったその名が「立川ワコール」。
本来の意味での落語家と言える二つ目になるまでにはさらにそこから9年半もかかった。

二つ目になるまでになぜそこまで時間がかかったかについてこの本は丁寧に書かれている。

あの有名な「冷蔵庫事件」の張本人がこの人だったのか。

読み進むうちだんだん好きになっていく。
談志さんが。

年末の真夜中3時に呼び出されてホウレンソウの冷凍保存処理をさせられるエピソードや近くの農家でキャベツをもらって来いと言われる話、誰かにタバコをもらって来いと言われる話・・・。

銭湯で背中の洗い方を教わる最後のエピソードには談志さんの本質が見事に表れている。
照れ屋でサービス精神が旺盛すぎる孤高の天才の屈折した心優しさが。

そういえば談慶さん、うまいこと言ってたな。
「志ん朝師匠はリズム、談志師匠は理詰め」
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by furomikan | 2013-10-23 23:33 | 読書雑記 | Comments(2)
Commented by とんぼ at 2013-10-24 06:50 x
おはようございます。
落語関連が続きますね。
インストも終わって心置きなく読書ができますね。
Commented by furomikan at 2013-10-24 22:49
今も落語関係読んでます。立川こしら。
本て楽しいですね。