勝五郎の読書雑記

歪んだ忌日

西村賢太 (著)
★★★★☆
内容紹介
芥川賞受賞作『苦役列車』の主人公・貫多が抱く身内への思い、憤懣と怨念。同棲する女に怒罵と暴言を浴びせかける貫多。人生の先行きに不安と畏れを抱く15歳の貫多。没交渉だった母親からの手紙に心揺らされる貫多。大切な師の〈造忌〉を陰鬱な気持ちで挙行する貫多。出ていった女への後悔と幻影に涙滲ませる貫多。43歳で芥川賞を受賞した故の悩ましき日々と、不穏な苛立ちを炙り出す私小説六篇。

車谷長吉の「忌中」と似たような後味だったが、より不快な嫌悪感を感じた。
偏狭、身勝手、小心、暴力、外道。
どこまでが実話か分からないが、読者に不快感だけを与えるだけでは長続きしないだろう。
一歩二歩、自身を高めて、さらなる文芸の力を見せつけて欲しい。
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by furomikan | 2013-09-09 07:52 | 読書雑記 | Comments(2)
Commented by とんぼ at 2013-09-09 10:15 x
おはようございます。
難しそうな本ですね。
とても読む気になれません。
Commented by furomikan at 2013-09-09 22:06
ぜんぜん難しくないですけど、あんまりおすすめできる本じゃないです。