国立 ~ 弁天湯(東京都武蔵野市吉祥寺本町)
1935年生まれの銭湯絵師であるマル山さんのアトリエへお邪魔した。
銭湯背景画以外にも個人からの依頼を受けてアクリルボードに富士山などを描いておられるのだ。
今回の私もそれをお願いしに行った。
その後、電車を乗り継いで降りたのがこの国立駅。
国分寺と立川の間にできたので国立。
私の大好きな忌野清志郎が青春時代を過ごした町で、東京にいる間に一度は訪れたかった。
駅を降りてまず向かったのが南口の大学通りの一橋大学。
ぼくの自転車の後ろに乗りなよ
大学通りを 大学通りを 二人乗りしようよ
ぼくの自転車の後ろに乗りなよ
一つ橋の 一つ橋の 芝生に寝ころんで
それから、仲井戸麗市チャボが通っていた桐朋高校前。
この学校は住所が「国立市中三丁目1-10」で、私の大好きなRCサクセションの歌「国立市中区3-1(返事をおくれよ)」と同じだ。
清志郎はチャボに手紙を書いて「バンドやろうぜ!」って必死にラブコールしていたのだ。
ぼくの手紙はまだ着かないかい Oh Yeah
早くぼくに返事をおくれよ
冷たい手紙は欲しくないのさ Oh Yeah
好きだと一言書いておくれよ Woo
君が(君が)君が好きさ
わかっておくれよ Yeah Yeah
返事をおくれよ
ぼくの手紙の漢字の間違いなど Oh Yeah
気にすることはないさ 読めるだろ
たとえ君がヘタクソな字を書いても Oh Yeah
君への気持ちは変わりはしないのさ Woo
君が(君が)君が好きさ
わかっておくれよ Yeah Yeah
返事をおくれよ
ぼくの手紙はまだ着かないかい Oh Yeah
早くぼくに 早く返事を書いてよ
君が(君が)君が好きさ
わかっておくれよ Yeah Yeah
返事をおくれよ
もしももしもぼくのこと嫌いでも Oh No
早くぼくに返事をおくれよ
冷たい手紙は読みたくないけれど Oh No
ぼくを嫌いなら仕方がないさ Oh No
早くぼくに返事をおくれよ
そこから次の場所を目指して歩いているところで見かけたのがこの豆腐屋さん、渡辺豆腐店。
100円か150円で袋はおからでいっぱい。
(後日) 清志郎風おから、美味しく出来たぜ。 ガッタ、ガッタ!
本日の最終目的地がこのたまらん坂。
多摩蘭坂を登りきる手前の
坂の途中の家を貸りて住んでる
だけどどうも苦手さこんな夜は
お月さま覗いてる君の口に似てる
キスしておくれよ 窓から
たまらん坂はこんな坂だった。
夕暮れ時に国立駅に戻り、駅構内から再び大学通りを見てみる。 ありがとう、キヨシロー。
このまま新宿駅に出てホームでウトウトしてから大田区に帰ろうかと思ったけど、セッカクなので吉祥寺あたりでゲロを吐こうと途中の吉祥寺駅で降りてみた。
でも降りたところで俺には何も用事がないのでお風呂屋さんへ。
「弁」「天」「湯」を意味する「B.T.U」とディストーションの効いた温泉マークが渋すぎる!
ナカ島絵師の銭湯背景画に「ガンバレ東北」の文字が書かれていたこの銭湯には若者客が多かった。
かなり満足した一日だった。