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勝五郎の読書雑記

ぼくがいま、死について思うこと

椎名 誠 (著)
★★★☆☆
内容紹介
今まで突っ走ってきたけれど、ふと気づくと多くの人を亡くしていました。肉親の死。十代の頃に経験した親友の自死。ここ数年相次いだ友人たちとの離別。あやうく死にかけた体験の数々。世界の旅先で見聞きした葬儀や死。孫を持って気づいたこと。死に急ぐ若者たちへのメッセージ。そして、思い描いてみた自身の最期――。今年、69歳になる椎名誠が、はじめて死について考えた一冊。

チベット(だったかな?)での鳥葬についての記述に驚いた。
何故か「鳥葬」というのは遺体を野ざらしにして鳥に食べてもらうというように勝手に理解していたのだが、ここで説明されていた鳥葬はそうではなく、頭蓋骨などの骨も猛禽類に食べやすいようにその場で玄翁で小さく砕き、2~3時間で遺体は鳥の胃袋の中に入ってしまうというものだった。

椎名誠の持家のクレイジーな隣人の話はとても気の毒だった。
鬱になった(なりかけてた)ということも初めて知った。
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by furomikan | 2013-07-19 08:04 | 読書雑記