勝五郎の読書雑記

山口晃 大画面作品集

山口晃 (著)
★★★★★
内容紹介
圧倒的超絶技巧による時空混在の洛中洛外図、新作の平等院襖絵、武者絵、素描などを収録。8年ぶり、待望の最新作品集。

真骨頂の絵画表現とともに、見立て茶室のオブジェ、現代アートに警笛を鳴らす独自開催展覧会〈山愚痴屋澱エンナーレ〉まで、 山口晃の複層的思考を網羅した画期的画集。

寄稿:椹木野衣(美術評論家)、ジョン・カーペンター(メトロポリタン美術館キュレーター)

先日、「かしわ湯」の項で紹介した絵はこの作品集に収録されている絵のうちの一枚である。
この絵のように、細部までキチンと描き込んだ作品が多く、東京タワーを「芝の大塔」として中心に据えた絵や、「六本木昼図」、「広尾六本木」、「日本橋三越」、「成田空港」、駄洒落を山盛りに盛り込んだ京都市内の「洛中洛外図」、瀬戸大橋を描いた「倉敷金比羅図」など見ていてとても楽しく、飽きない。

独特なロープウェーやケーブルカーの絵も面白く、多くの絵の中にお風呂や銭湯が描かれているのも嬉しい。

今後の活躍が楽しみ。
と、私が言うまでもなく既に世界遺産である宇治の平等院の襖絵など奉納されており、大躍進済みである。
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by furomikan | 2013-06-08 23:59 | 読書雑記 | Comments(0)