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勝五郎の読書雑記

立会川 鳥勝

昨年読んだ久住昌之氏の「昼のセント酒」という本で紹介されており、品川区の町歩き本にも出ていた立会川の鳥勝に1月11日初めて入店。
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壁の貼り紙「仕入 毎日芝浦食肉市場 直入」が自信を表している。
1本80円(上ミノのみ倍の160円)の串焼きに鳥はなく全部豚か牛。
でも店名は「鳥勝」で、暖簾は「やきとり」。

売り切れているもの以外注文した串焼きは完璧に美味いという訳ではなかったが、料金を考えると十分合格点。
横の一人客がいろいろ注文しているのを見ていると、「生野菜ダブル」、「煮込豆腐」、「ハラミステーキ」などが人気っぽい。串焼きでかなりお腹がふくれそうなので「生野菜シングル」を注文。ドレッシングとは少し違う特製のタレがおいしい。
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6日後の1月17日に早速二度目の入店で、「煮込豆腐」を注文したが、残念ながら売り切れ。
前回隣客が2人続けて注文していた「ハラミステーキ」に期待をかけるが、出てきたものはその時見たものとは全く別のメニュー。前の時はたくさんの玉ねぎが入っていて、2人目はピーマンまで入れて欲しいと言っていたのに、目の前のものは肉だけ。
愛想の良いおかみさんにそのことを訊ねてみると「玉ねぎ入りとか、野菜入りとか言ってもらうとそういうのが出るんです。野菜入りは30円くらいアップなんですけど・・・」とのこと。
何だ、そうか、じゃあ仕方ないと思いながら、次に食べてみたかった「レバー刺し」を注文。
もちろん牛の生レバーは販売禁止となっているのでこれは豚のレバー。しかしまたもや売り切れ。

いつか食べるぞ、1月中に。と思いながら1月28日に再び立会川で途中下車して鳥勝へ。
しかし今度は満員で入店できず。

翌日1月29日は予定があり、残るは1月30日だけというその東京最後の夜に三度目の入店。
ついに売り切れていなかった「煮込豆腐」、「レバー刺し」にたどり着いた。
(写真の左は「レバー刺し」ではなく「生野菜」)
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「煮込豆腐」はとろけるモツに菊菜、豆腐が合って抜群においしく、「レバー刺し」と後で注文した「ミノ刺し」はネギと生姜醤油で新鮮なまま舌の上を通り過ぎた。
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忘れられない東京最後の夜。
by furomikan | 2013-01-30 23:59 | その他