勝五郎の読書雑記

傍聞き

長岡 弘樹 (著)
★★★★☆
内容紹介
元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。
女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。
娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。
患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。
巧妙な伏線と人間ドラマを見事に融合させた4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞!

文庫版が出たタイミングの書評で面白そうだったので読んでみた。
4つの短編ともうまく伏線がはられていて、最後にニヤリとできる。

消防士の話である2つ目の「899」では何気なく書かれている部分で「きっとこれが伏線になっているんだろう」と感じ取ったものの、読み進むうちに忘れてしまって最後まで気づかなかった。
3つ目、4つ目となるごとに面白さが加速していき、読書の喜びに浸ることができた。
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by furomikan | 2012-05-09 07:48 | 読書雑記 | Comments(0)