万代湯(大阪市住吉区万代)
この古めかしい正面がまず良い。
下足箱の手前がこういうふうになっているのは初めて見た。
履物を脱いでから立つ部分が半島のような形になっているというペニンシュラスタイル。
脱衣場の写真はまたもや撮り忘れた。
これは女湯。
重厚かつ美しい石の床。隙間は市松模様。
牡丹湯の水鉢・湯鉢は現役ではなかったがこちらはバリバリの現役。
しかしなぜ湯鉢には円形に繰り抜かれた木蓋があるのか。
これがあると子どもが間違って入ったり、うっかりタオルを入れたりし難いからだろうと思う。
ボートで鍛えた筋肉モリモリのじいさんが上がりしな自分のタオルを水鉢に堂々と突っ込んでいるのを目撃してそう思った。
この洗面器は男湯だけにある。
たった2つだけ。
側面には「浴場・専用」と書かれていて底面には「ゆ」一文字。
湯上りのタオルを絞る洗面台の曲線が美しく、縁のタイル処理も素敵。
唯一撮った脱衣場の写真は女湯側にしか無いこの赤ちゃんを載せる台。
いいね~。
ここに孫を俯せに寝かせて尻を噛みたい。
この日はテレビ大阪の方が二人取材に来られていた。
当日の様子は明日2/28(火)の夕方のnewsBIZで放送されるらしい。