勝五郎の読書雑記

蟻地獄・枯野の宿

つげ義春 (著)
★★★☆☆
おばけ/煙突/ある一夜/不思議な手紙/腹話術師/盲刀/穴/ねずみ/右舷の窓/西瓜酒/運命/不思議な絵/手錠/蟻地獄/懐かしいひと/リアリズムの宿/枯野の宿/会津の釣り宿

何作か読んだことのあるのもあったが、画のタッチも前に全く見たことがないような初期の作品もたくさんあり良かった。

だが最もパンチ力のあったのは「リアリズムの宿」の宿の家族たちの強い個性である。
咳き込む父親の眼力、女主人のサービス精神の全くない営業姿勢、カンダタを朗読する少年のその境遇に負けぬ鈍感さあるいは強靭さ。
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by furomikan | 2012-02-02 22:22 | 読書雑記 | Comments(0)