人気ブログランキング | 話題のタグを見る

勝五郎の読書雑記

落語を聴くなら 古今亭志ん朝を聴こう (落語ファン倶楽部新書1)

浜 美雪 (著)
★★☆☆☆

林家正蔵(元 こぶ平)や桂米團治(元 小米朝)、笑福亭鶴瓶、立川志の輔ほか現役の噺家たちが「落語界の永遠の太陽」である志ん朝師匠について語る。

本の狙いは非常に面白そうだったが読んでみたらあまり面白くなかった。恐らくムック本「落語ファン倶楽部」などで読んだことがある話が多かったからだと思うが、唯一、特別採録として最後に掲載されていた、今は故人となってしまった三遊亭円楽の志ん朝評の文章は意外とするどかった。

しかしそれを越えてこの本の一番の見所は巻頭に掲載されている操上和美氏撮影の志ん朝師匠の写真である。惚れ惚れするくらいカッコイイ。
落語を聴くなら 古今亭志ん朝を聴こう (落語ファン倶楽部新書1)_d0188185_22203068.jpg
by furomikan | 2010-06-02 23:49 | 読書雑記